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就職活動は行動力が要!大学生がやっておくべき3つのこととは?

就職活動は何よりも行動力が重要です。頭の中で内定までの道筋をシミュレーションしているだけでは、実際に内定を掴むことはできません。

「それなりの学歴もあるし、新卒だし、資格もあるし、私なら内定をもらうことができるだろう」と考えるのは安易です。今の時代、新卒に価値はありません。逆に、新卒を拒否する企業も増えているのです。学歴も資格もたいした武器にはなりません。

だったら、採用担当者はどのような面を高く評価してくれるのでしょうか?それこそが行動力と経験値です。行動力と経験値ほど即戦力になりうる要因はないのです。

つまり、学生時代にどれだけ積極的に貴重な経験をすることができたか?そこに内定をもらえるか、もらえないかを決める要素があると言えるのです。

今回は、就職活動に向けて大学生がやっておくべき3つのことについて、ご紹介したいと思います。大学3年生になってからでは遅いので、1年生から2年生の間に経験しておきましょう。

①アルバイトやボランティア

「就職活動に向けてアルバイトやボランティアをするのが正解なの?」と疑問に思う学生さんも多いことでしょう。もちろん、全く興味も関心もないようなアルバイトやボランティアをしても意味がありません。

1番NGなのは、遊ぶお金が欲しくて時給の高いアルバイトを無理してやり続けるという行動です。これをやってしまうと、就職活動どころか学業にまで支障が出てしまうので、下手をすれば留年してしまいます。

アルバイトは必ず、将来の就職につながるようなものを選びましょう。現時点で、何をしたいのか分からないし、何も興味や関心を持っている業界がないという方でも、アルバイトをすることで働く喜びを見つけることができたりするものです。

アルバイトから、やってみたい業界を見つけて、早い段階から目標を掲げることが、就職成功への最大のポイントとなるのです。ボランティアも貴重な経験ができるし、就職面接での武器にもなります。

例えば、福祉業界への就職を考えている方は、福祉施設でのボランティアがおすすめです。福祉施設でボランティアをすることで、実際の仕事を現場で見ることができます。魅力的な部分ばかりではなく、現場の辛さやデメリットなども同時に肌で感じることができるので「本当に自分は福祉業界で長く働くことができるのか?」と熟考することができるのです。ボランティアをしてみて、やっぱり福祉業界は止めておこうと考えるのも、ミスマッチを防ぐ賢明な選択と言えるのです。

学生時代に仕事経験ができるインターンシップという手段もありますが、私はあまりおすすめしません。なぜなら、インターンシップは企業の宣伝的な意味合いも含まれているので、仕事の魅力やメリットの部分しか見えない、というデメリットがあるからです。実際に、インターンシップの体験だけで就職先を決め、業務を始めてからリスクやデメリットに気付き、短期間で退職してしまった・・・という悲惨なケースもあるのです。このような理由から、私はインターンシップよりも、アルバイトやボランティアをおすすめします。

②社会人の先輩に話を聞いてみる

1番シンプルですが、1番やっておいてほしいことの1つでもあります。特に就職活動で迷いが出ている人や、何がしたいのか分からない人は、現場で実際に社会人として働いている人から話を聞くのが1番です。

学生時代の先輩、知り合い、友達の家族、知り合いのまた知り合いでも良いので頼み込み、できるだけ多くの社会人から話を聞く機会を作りましょう。質問をする時は、メリットばかりでなく、その業界や仕事のデメリットやリスクを中心に聞きましょう。

そうすれば、その業界で内定をもらえた時に自分が続けることができるのか、事前に覚悟することができるからです。魅力やメリットばかりに目がいってしまえば、その裏にあるデメリットやリスクに対する覚悟がないままで働き始めることになるので、離職率も高くなってしまうのです。社会人の先輩に話を聞く時は、最低限の礼儀とマナーを守るように注意しましょう。

③セミナーに参加してみる!

セミナーは1つに限定しないのが得策です。セミナーといっても就職活動を対象にしたものもあれば、転職活動や社会人向けのものもあります。何も学生だからといって、就職活動限定のセミナーにしか参加できないというルールはないのです。大学生の最大の武器は、無限に時間があることです。

その武器を使って、就職活動のセミナーだけでなく、社会人向けのセミナーや転職活動セミナーにも参加してみることです。そこには社会経験豊富な先輩方がたくさんいるので、そこから新しい出会いがあったり、貴重な話が聞けたりもするのです。