就活前の学生へ。学生時代から就活に役立つ経験をしておきましょう!
「まだまだ就活なんて先のことだから、飲み会や合コン、サークル活動を楽しもう!大学時代の最高の思い出を作ろう!」このようなモチベーションで大学生活を満喫すると、確かに最高の思い出と仲間が出来るかもしれません。
就活に出遅れるとマイナスになるだけ
しかしながら、厳しいことを言うようですが、最高の思い出でご飯を食べていくことはできないし、最高の仲間も就職のお世話をしてくれるわけではありません。
案外、一緒に遊んでばかりいた友達が、実はかなり早い時期からコツコツと就活を始めていた・・・なんてことは、よくある話です。
「まわりも遊んでいるし、真剣に就活をしている仲間もいないから大丈夫!」なんて気を抜いていると、すぐに就活本番の時期になってしまい、完全に出遅れてしまうのです。
まわりの仲間がどんどん内定をもらっていく中で、自分だけが取り残されていく・・・これほど惨めで不安なことはありません。
かといって、まったく興味もないような会社に就職しても長続きするわけもなく、余計なマイナスの職歴を増やしてしまうかもしれません。
就職難の時代だからこそ1日でも早く就活を始めよう!
就職難、特に新卒の採用枠がどんどん減っていく中で、1日でも早く就活を始めることをおすすめします。いくら早く始めると言っても、会社の説明会が本格的に始まるかなり前から、具体的な活動はできません。
しかし、会社の説明会が始まる時期に就活を始めるのでは遅すぎるのです。本番の就活を始める前の準備に、時間をたっぷりと使うのです。就活の準備では、何を重視すれば良いのでしょうか?
その答えは、できる限り社会と関わりが持てる仕事体験をしてみることです。
大学生は学業もサークル活動もゼミ活動もあるので、仕事体験に使える時間は限られていますが、実は、就活において仕事体験は最も役立つ経験となるので、無理にでも経験しておくべきなのです。
まず、大前提として大学が卒業できなくなれば内定も取り消しとなってしまうので、それだけは避けるために、しっかりと学業はこなしておきましょう。
また、興味のあるサークル活動やゼミに没頭することも、貴重な経験となります。
それ以外の時間は、すべて仕事体験の時間に使ってみましょう。例えば、興味のある業界でアルバイトをしてみましょう。
アルバイトと言えども給料をもらって現場で働かせてもらうことができるので、就職試験の時に、十分キャリアとして評価してもらえるのです。
また、ある程度働いてみたい業界が決まっているのなら、その業界でボランティア活動をしてみるのも良いでしょう。
関連するセミナーに参加して、既に働いている社会人の先輩から話を聞き、人脈を広げる活動も有効です。
仕事体験以外でも、何か目標を持って成し遂げてみるのも素晴らしい経験になります。
例えば、新しいサークルを立ち上げて部員を増やす活動に専念するというのも、魅力的な経験値となります。
なぜなら、新しいサークルを立ち上げて部員を集めるという行動は、仕事で1つのプロジェクトを任されるのと通じる点が多いからです。
肝心なのは、どのような経験をする場合でも、途中で投げ出したり諦めたりしないことです。
途中で挫折すれば挑戦したことにも意味がなくなるし、何よりも就職試験で自己PRとして伝えることができなくなってしまうのです。
先述したような貴重な経験を職務経歴書に詳しく書き、さらに面接において自分の言葉でアピールすることで、採用担当者から高く評価してもらえるようになるのです。
自分で考える力を身に付ける!
「頭の中で考えるのは得意だけど、行動するのは苦手・・・」というタイプの方は、せっかくの貴重な経験ができる挑戦する機会を逃がしてしまいます。
また、人の意見ばかりに頼ろうとしたり、流行を追いかけたりするタイプも、同じように貴重な経験ができる機会を逃がしてしまいます。
大切なのは、誰にも頼らず、一般的な常識や書籍やネットの情報を鵜呑みにせず、自分の足で行動して体験したことを礎にして、最終的に自分1人で決断をするということです。
どのような経験をする場合でも、自分で決めたことと、人の意見で決めたこととでは、得られる経験値に雲泥の差がついてしまうのです。