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女の敵は女。女同士の足の引っ張り合いから身をかわすには

1.女にもいろいろいる

会社には老若男女、さまざまな人がいます。中でも多様性に富むのが女性。独身、既婚、子持ち。

キャリアアップ志向のある人ない人。多様性に富むのに「みんな自分と同じ」と勘違いしている人が多いのも、女性の特徴です。

特に何かしらのコンプレックスがある女性ほど、他人と自分を比べます。比べるのに「私がこう思うからあなただってこう思うはず」と思うのが彼女らの特徴。

例えばこんなことがありました。帰りの電車が一緒になったA子とB子。A子は乗り換えで先に降りました。そのまま乗っていたB子の横に座ろうとしたおじさんが「これ、違いますか?」と差し出したのは携帯電話。

「あ!A子のだ」と思った時にはもうドアが閉まって電車は動き出していました。連絡を取ろうにも彼女の電話はここにあり、考えあぐねたB子はとりあえず会社に電話を入れました。まだ残っていたCさんにA子の携帯を預かっていることを伝え、もしA子から連絡があったらB子が預かっていて明日会社に持って行くと伝えてくれるように頼みました。

翌朝、出社したB子はA子に携帯を渡しました。A子は「ありがとう~」と言って受取り、「朝うるさかった?ごめんね」と言いました。「え?触ってないからわからない。鳴ってたかもしれないけど、ずっとバッグに入れっぱなしだったし」と答えたB子。その質問の意図がわかりませんでした。

あとで。休憩室でA子が話しているのを耳にします。「絶対中見てるよね~。ていうかあたしだったら絶対見ちゃうし~」いやいや、みんながみんな自分と同じだと思わないでくださいよ。って思いませんか?

2.残念なことに女の足を引っ張るのは、往々にして女。

また、こんなこともありました。会社のイベントで某テーマパークにご招待、という企画がありました。家族同伴OKとあって、参加する社員多数。イベント翌日、会社を休んだD子。3歳の娘のいるワーキングマザーです。

休んだ理由は「娘の発熱」。それだけなら特に問題はありません。でもD子、子供を連れてイベントには参加していたのです。しかもその日、娘さんは既に発熱していたそう。病院に行って薬をもらって、テーマパークに行ったとか。

こんな自覚のないことをする人がいるんです。お陰で、「これだから時短さんは」なんて言われてしまう始末。子供がいるから仕事に制限が出てしまうことはありますが、子供を言い訳にし、更には子供をダシに使う残念な女性がいることも事実。結局、自分なりに仕事と向き合うしかないということでしょうか。

3.悲劇!上司が使えない女だったとき

会社内における女同士の関係で最も悲惨なのは、上司が使えない女だったときです。プライドが高く、実務に興味がなく、大きなことをしたがり、社内の重役に媚を売りまくり、独身で自分をキャリアウーマンだと思っている女性。

彼女の最もイタイ部分は「実務に興味がないのに自分はキャリアウーマンだと思っている」ところです。でも、まだまだ男社会の日本の会社。女性の評価は下手くそで、見た目が派手な女性が評価されるってこと、実はよくあるんです。

素直に考えれば女性にとって、上司が女性だとやりやすそう、と思います。でも今述べたような女性が女性の上司になると、上司も部下も、どっちも不幸です。うまくやり過ごすには、「自分で判断しない」のが一番。

こういう女上司は気に入らない事があると「なぜそうしたのか」「誰の判断でそうしたのか」「責任の所在はどこにあるのか」ということを細かい下らないことにまでこだわります。

特に彼女のこだわりポイントがわかる場合は重点的に対処すればいいのですが、これまた女性の特徴で、気分によってポイントが変わります。ですから、迷ったときは判断しないのが一番。ともかく「これこれのことが起こっているのですが、どうすべきでしょうか」と判断を仰ぐこと。

面倒でも、よいしょしていれば機嫌がいいのですから結果的には楽です。それに、彼女があなたの上司でいるのも永遠に続くわけではありません。異動願いを出してみるもよし、そのうち変わると達観してやり過ごすもよし。決して正面から戦いを挑んだりはなさいませんよう。