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上司からの好感度、信頼感を高めるためには?注意するポイントとは

上司というのはどの職場に置いても殆どが中間管理職だと思います。自分の直属上司は更に上の人から職場実務において色々求められていることでしょう。

それらを完遂するために上司という者は信頼をおける部下が欲しくて欲しくて仕様がないわけです。自分だけで職場実務をやれるわけではありませんので。

特に異動で新しく来た上司や昇格したての経験の浅い上司は人間関係における職場地盤が緩いせいか部下に歯向かわれることに敏感で、ちょっとした反抗で裏切られたと思い込み上手くいかなくなる事が多く見受けられます。もういっそのこと臆病な生き物だと思ってあげて下さい。逆にそういう人に「私は貴方の味方です」的な接し方をしていれば凄く重宝してくれますね。

大げさな物言いになりましたが、上から下から板挟みになっている中間管理職というのは内心それくらいプレッシャーがあるのです。そこで今回は上司の信頼・好感度のツボをチェックしていきましょう。

期日、期限はしっかりと

通常日々の業務以外に任される不定期な依頼ってありますよね?上司から「これやっといてくれ」とか急に渡されたり。こういう時はまず「期限は何時までですか?」と必ず聞いてください。それだけでこいつはしっかりしているなと関心してくれたりします。

酷い上司だと期日を言わなかったくせに、完了、提出が遅れると勝手にイライラしたり、「何時までかかってんだ」と怒ってきたりする方も見受けられます。双方が安心するために期日・期限は確認しておきましょう。

出来ない、やれないはNG

直属の上司が上から下りてきた仕事を受けざるを得ずそのまま下に無茶振りすることがあると思います。上司の方も半ば解っていても仕様がなく言ってくることがあり、そんな時に「やれません」「無理です出来ません」などと一方的に拒否の反応を示すのは得策ではありません。

これは無理に受けるしか無いわけではなく「こうすればやれそうです」「こういう条件にしてくれると助かります」と言った返答をすると同じ意味合いなのに相手の感触は全然違うものになります。

ホウレンソウ好きか嫌いか把握しておく

いわゆる報告・連絡・相談の略ですね。自分がキッチリ全てを把握しておきたい上司は事細かなホウレンソウはとても喜びます。しかし中には業務が忙しくホウレンソウを煩わしく思い、ある程度は部下の裁量にまかしておきたいと思う上司も少なからず存在します。

「俺が自分でやったほうが早い」とか「それぐらい自分で考えろ」などそれらしいことを愚痴る上司は要注意です。作業完了の報告だけしておき「必要ならご確認お願いします」程度に留めて置いたほうが好感度が高い場合がありますね。

新規作業・新規設備は誰より先に覚える

職場に新しい設備が導入されたり、初めて行われる手順の仕事が発生したら、いち早く自分が覚えてしまいましょう。そうすれば少なくともその時点では自分しかやれない、扱えない作業となりますので上司からすると”手放したらいけない存在”となるわけです。そして上司や上の方にそれらを教えるという状況になることも多く信頼度・好感度は飛躍的に向上します。

部下・後輩に慕われる存在になる

直属上司は自職場全員の責任を負っているものです。誰かが問題を起こしたら少なからず直属上司の責任がいきます。なので自分より下の人達を安心して任せられる中堅社員・先輩はより必要とされ、新人の指導役などは基本的に信頼している部下にしか任せません。日頃から部下・後輩に慕われ、頼られる姿は直属上司にとって輝きを放って映ることでしょう。

時には上司に歯向かいたい事もあるかと思います。しかし上司とて、言いたくないことや、無理強いを上から強要されていることが多いのです。カッとならず冷静に現状を把握すれば折り合いの付け方も見つかるかもしれません。信頼されるためには、まず自分の上司を信頼しましょう。