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諦めないで!未経験業界・職種へ応募する時の志望動機

諦めないで!未経験業界・職種へ応募する時の志望動機

転職をする時、あなたはどんな職種や業界へ転職したいと考えますか?求人情報を見ると、様々な業界・職種があり、チャレンジしてみたいと思う求人が数多く掲載されていますよね。

しかし、経験したことがないものについては応募すら諦めてしまう…なんてことはありませんか?

ちょっと待ってください!経験したことがなくても、採用されることもあります。では、どのような志望動機であれば未経験でも可能性があるのか考えてみましょう。

今の仕事・業界について言語化する

まず、今担当している仕事・業界について言語化します。特別難しい内容ではなく、あなたの仕事内容や持っているスキル・知識をそのまま言語化するだけで構いません。

例えば、あなたが雑貨屋の店員だったとしたら、以下のような特徴があげられるのではないでしょうか。

  • お客様と接する機会が多い
  • 常に新しい商品やトレンドにアンテナを張っている
  • 在庫管理を徹底している
  • 季節毎のキャンペーンを企画している
  • 世界中の雑貨について詳しい知識を持っている

など、沢山の特徴があると思います。毎日仕事をしていると当たり前に思えるようなことも、実はあなたの仕事の立派な特徴なのです。

応募先の業界・職種について言語化する

次に、応募しようとしている業界・職種について言語化します。

例えばあなたが、アパレル会社の広報部に転職したいとしましょう。全く違う業界・職種なので想像できる範囲は限られるかもしれませんが、想像したり調べたりしながらあげていきましょう。

  • 洋服について最新のトレンドを把握している
  • 外部に向けた書きやすい文章・フレーズを作っている
  • 取材や調査のため、様々な役職・職種の人々と関わる
  • 世の中のニーズを把握し、適切なタイミングでプレスリリースを計画する
  • 社内の各部署の役割や製品を把握している

などがあると考えられます。このように言語化するだけで、どのようなスキルが求められて、どのような知識が必要になるか想像がつきやすくなりますね。

共通点から志望動機を作成する

次に、これまであげてきた「今の仕事」と「志望している仕事」の共通点を見つけ、それらを言語化します。

どんな小さな共通点でも構いません。共通しているということは、そのスキル・強みを活かせるということであり、志望理由としても説得力があるポイントになります。

例えば今回の雑貨屋の店員からアパレル会社の広報へ志望する場合、以下のような共通点があげられるのでないでしょうか。

  • 今まで数多くのお客様と接してきた経験は、取材や調査で様々な人と関わる業務に活かせる
  • 世界中の雑貨のトレンドに常にアンテナを張っていた経験は、アパレルの最新トレンドを常にキャッチする事に活かせる
  • 季節毎のキャンペーンを企画していた経験は、プレスリリースを書く際の工夫に役立つ

全く違う業界で、全く違う職種でも、これだけの共通点があり活かせる経験・スキルがあるのです。これらをしっかりと把握し、自分の言葉でアピールすることが大切です。

自分の強みや長所を整理する

最後に、自分の強みや長所を整理し、志望動機の仕上げをしましょう。自分の強み・長所とは、仕事で得たスキルや経験ではなく、自分がもとから持っているものです。

例えば、適応力がある、人と話すことが好き、体を動かすことが好き、論理的思考が得意、などが該当します。これらの特徴を強調することで、未経験であっても活躍できる可能性を感じてもらえるはずです。

例えば、今までの例を使って以下のような志望動機ができるのではないでしょうか。

雑貨屋で培った、世界中の雑貨の種類やトレンドに常にアンテナを張る事は、アパレル企業の広報として最新トレンドをキャッチする事に活かせると考えます。毎日お客様と接してきた経験は、取材や調査の場面で強みを発揮できます。 新たな環境に移る度に発揮してきた自分の適応力を活かし、いち早く一人前になれるよう頑張ります。

このようにまとめることができます。

これまでの方法を使えば、「未経験からでも応募可能」という求人はもちろん、経験者向けの募集にもチャレンジは可能です。

面接官は常に、意気込み、やる気、そして可能性がある人材を求めています。

「未経験でも応募可能」と唄っている求人に対しても、その言葉に甘えずしっかりとこれまでのステップで志望動機を作成しましょう。

未経験で応募可能な求人には応募が殺到する事も珍しくないため、活かせる経験、意気込みをしっかり整理することで、アピールができるでしょう。

ここまで、未経験で応募する際の志望動機のまとめかたをご紹介してきました。このステップをふむことで、今の仕事と応募したい仕事の共通点を見つけることができ、自分のスキルが活かせる部分がはっきりるすることでしょう。

明確なポイントでアピールをすることで、面接官にあなたが活躍するイメージを持たせ、採用の可能性を高めてください。