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未経験でも熱意があれば!履歴書における志望動機の書き方

未経験でも熱意があれば!履歴書における志望動機の書き方

今までやったことの無いような職種に転職するという方は結構いらっしゃいます。こうした場合において、転職のやり方を間違えると未経験だし年齢も高いので・・と弾かれてしまいかねません。うまく転職するにはちょっとした履歴書の書き方ひとつにもちょっとしたコツが存在します。

今回は未経験の職種に対する履歴書の志望動機の書き方について説明したいと思います。以下の書き方は履歴書の書き方における一例ですので、絶対にこうすれば受かるというわけではありません。自分流のやりかたに改良するのも良いと思います。

未経験だからって不利とは言えない。

未経験の職種にチャレンジしたいと思って、転職活動される場合、一般に経験ありの仕事に転職するのに比べ難易度が高くなります。雇う側からすれば中途採用の場合は即戦力を求めます。ただし、雇う側は必ずしも経験者が欲しいわけではありません。

未経験の職種でも何かすごい業績を残したとか新たな職種でも十分生かせる経験を積んでいれば採用される可能性は上がります。これは、逆も言えます。前の職場で仕事のスキル不足や自分が原因の人間関係などでうまくやっていけなかったなどといった理由であればいくら経験した職種であっても採用されづらいものです。

未経験の業種・職種に転職する場合、転職の志望動機が注目される。

未経験の仕事を志望する理由は、色んな理由が考えられるでしょう。

1.本当は他の事がやりたかった。夢をあきらめきれず未経験職種・業界への転職を考えている場合

例:事務の仕事に携わってきたが、人を喜ばせるのが好きでサービス職に就きたい、公務員をしていたが、本当はテレビ業界で働きたかったという場合。

2.仕事をしているうちに別の分野に興味を持った。

例:今まで事務の仕事に携わっていたが、海外の情勢に興味を持ち、ジャーナリストになりたいと考えた。

3.やむを得ず未経験の仕事に転職する場合 例:経験職種での仕事が見つからないため、しかたなく未経験の仕事を選ぶことにした場合

ただ、未経験の職種に応募する場合においては、自分の持っている経験をアピールするのが難しいです。履歴書 志望動機 未経験・・・何を書いたら良いか右往左往するのも無理はありません。 ここで志望動機に書くとしたらやはりその仕事に対する「熱意」や「やる気」を前面にアピールするのが良いでしょう。

ただし「お仕事を全力で頑張ります」とか「私は小さいころから○○に大変興味を持っていました」といった熱意ややる気のみを前面に押しただけでは小学生の作文と変わらないです。「熱意」や「やる気」があることを示すためには、その仕事に対して自分はどのように取り組んでいるのかを具体的に書きだすことが重要です。

志望動機に書いちゃダメなこと

「前の職場との人間関係が悪く、新たに転職しようと考えた」

「前の仕事が自分に合わない」

「経験した職種が求人にないから仕方なく未経験の分野を受けようと思った」

これらの内容に共通していることは志望動機がネガティブであることです。確かに前の職場の上司がすごい性格の悪い人だったり前の職場の経営方針が間違ってる、あるいは労働基準法を守ろうとしていないブラック企業だったりするかもしれません。

また、自分に合わない仕事に従事してしまったことも決して悪いわけではありません。事務の仕事をしていて仕事内容が単調すぎて嫌だと思う人がいるのも仕方がないでしょう。事務の仕事をする前はそんなこと決して分からないことですから。

しかし、こういう書き方をした場合、次の仕事に対する積極性が伝わってきません。採用する側からすれば仕事に対する積極性がある人を優先して雇うのは当然だと思います。いくら経験者でも積極的じゃない人を雇うわけにはいきません。

こんな志望動機は受かる!?履歴書 志望動機の書き方

・自己紹介 これまで広報担当部として、社内報を作成したり、自社ホームページの更新等に携わっておりましたが、ホームページの制作を行っていくうちに、プログラミングに興味を持ち、SEを目指してみようと思うようになりました。PCスキルを高めるため、昨年からプログラミングスクールに通い、簡単なVisual BASICなどを習得しました。現在も、独学ですがJava言語やC言語などを勉強しています。

こちらの例では、まずプログラミングに興味を持ち、SEを目指すようになった動機、SEを目指すためにどのような努力を積み重ねているかが書かれています。志望動機ではSEを目指すようになった動機を詳しく、そして自己PRではプログラミングスクールでどのような経験を積んだかを詳しく書く必要があります。

また、自己PRでは自分は前職でどんなことに気を付けて働いてきたかを具体的に書く必要もあります。いくら未経験とはいえ、仕事において必要なマナーや接客などは次の仕事でも必要なことです。

例えば飲み会や接待などで上司や仕事先との関係を深めたとか、どのような交渉をしたら商談がうまくいったのかなどを具体的に書くことが出来れば、採用側は欲しい人材だと思ってくれるでしょう。コミュニケーションスキルはどの会社でも求められる立派なスキルです。

また、次の仕事先では未経験だから受け身でも良いといった姿勢を見せては行けません。志望動機書においても、積極的に分からないことを聞いたり自分で調べるといったことを書いておくことも必要です。

まとめ

  • どうして未経験の職種へ就きたいのかといった志望動機を具体的に
  • 未経験の仕事に対してスキルを自主的に取り込む姿勢を示す
  • 前職で生かせる経験・スキル、社会人としてのマナーあるいはコミュニケーション能力を強調する。