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転職でお困りの50代男性の方必見!工場勤務はいかがですか?

転職でお困りの50代男性の方必見!工場勤務はいかがですか?

どんな理由であろうと50代での転職は大変ですね。よほどのスキルをお持ちでない限りはなかなか見つからないのが現状です。

もちろん人それぞれに考え方はあると思いますが、いきなり工場の正社員に固執せずに一度派遣の立場で仕事を経験されてみてはいかかでしょうか? 

工場での仕事のキーワードは経験と資格です。そこで今回は派遣から正社員に転身する方法のご提案と比較的簡単に所得できる工場の仕事に役立つ資格をいくつかご紹介しましょう。

工場派遣の立場から正社員に転身する方法

「派遣会社に登録する」

まずは工場への派遣を主に扱う派遣会社に登録してください。    ↓ 「仕事を始める」

自分で妥協できる仕事の紹介が来たらとりあえずそこで仕事を始めます。    ↓ 「経験を積む」

これからが辛抱です。そこで現場の経験を積み、担当社員と話しができるようになるまで、1年? 長くても2年ですか。    ↓ 「資格を取得する」

この間に、後ほどご紹介する資格を取ります。毎日の仕事帰りや休日を利用しての動きなので大変ですが、決して日々の生活に流されることなく頑張ってください。それに勉強しているあなたを見て同僚や社員の人が応援してくれるかも知れません。

また派遣の仕事に職場の異動は付き物ですが、自分の経験を積む意味で積極的に対応してください。    ↓ 「正社員への準備」

資格取得後、それまでの派遣の現場の中で一番向いていると思う工場を選定し、入社に向けて準備を始めます。履歴書や経歴書には派遣の仕事以前の職場に加え、派遣された工場での経験、取得した免許のことが書けるはずです。              

工場勤務に有利な免許

割りと簡単に取得が出来て、どんな工場でも使える工場勤務に必要な免許をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

「玉掛け」

玉掛けとは、クレーンなどによる荷物の運搬の際に旋回や荷物の吊り上げ、吊り下げをクレーンオペレーターに手合図や無線で指示をしたり、荷物にワイヤーやチェーンを掛けたりする技能です。

まったく初心者でも講習は3日間で終了し費用も3万円程度ですが、現場での作業は免許保持者により行う事が義務付けられていますので持っていると大変有利です。

※玉掛け技能講習の詳しい日程などは各地の労働基準監督署または労働基準協会にお問い合わせ下さい

「フォークリフト免許」

工場内の倉庫や構内で荷物を運ぶ作業にはフォークリフトは欠かせません。そんな需要の高い作業のため無免許で運転をして事故を起こす事例が後を絶たないのも事実。そんな中で工場内でのフォークリフト免許資格者のニーズは高まっています。

資格は24時間の実技講習に加え自動車運転免許があれば7時間の学科講習で取得することができます。受講料は5万円程度です。

※フォークリフトの講習、免許取得に関するお問い合わせは各地の労働基準協会またはトラック協会、フォークリフト免許対応の自動車学校にお問い合わせ下さい。

「危険物取扱者」

薬品化学工場やガソリンスタンドなどで危険物やガソリンを取り扱う際は、危険物取扱者が行うか、もしくは立会いが義務付けられています。特に工場が忙しい時には、数ヶ所に分かれて作業が行われるため、免許保有者は何人でも欲しいところです。

国家試験としては、比較的難易度が低いほうで満点を目標にしなければ、インターネットの情報サイトや参考書でも合格が可能です。 費用は危険物取扱者乙4で受験料3400円、免状交付手数料が2800円、それに切手代です。

※危険物取扱者の免許の種類によって扱うことのできる危険物が違ってきます。 試験の日程や免許の種類などの詳しい情報は、一般財団法人 消防試験研究センターのホームページをご覧下さい。

http://www.shoubo-shiken.or.jp/kikenbutsu/index.html

「酸素欠乏危険作業主任者」

例えば、マンホールやボイラー内の作業の場合、資格者が中の酸素濃度を測定して安全を確かめた上で作業を行う必要がありますが、全国の工場での酸欠による作業員の事故は毎年多く発生しています。酸素欠乏資格はそんな命に関わる重要な国家資格です。

講習は学科が2日間で10時間程度、実技が4時間。学科、実技共に修了試験があります。費用は14000円程度です。

※詳しくは各地の労働基準協会にお問い合わせ下さい。

資格プラス経験が必要

工場は職人の世界、経験が物を言う世界です。ですから資格だけではペーパードライバーと同じ、実際の現場ではあまり役に立ちません。しかし資格がなければフォークリフトにさえ乗れないのも現実です。

若い人なら工場側も入社してから経験させようと考えますが、50歳過ぎての転職の場合はそうはいきません。そこにはどうしても資格プラス経験が必要なのです。

今回の提案は工場の仕事を経験しながら就職に有利な資格を取る手順をご説明しましたがそこは「50の手習い」そうなんでもうまく行くとは限りません。しかし派遣の仕事での経験と採用に有利な資格を取って入社試験に望めば、きっと良い結果が出ることでしょう。

今回の私の提案が1部でもみなさんのご参考になりましたら幸いです。同じ50代として心からご成功をお祈り申し上げます。がんばってください!