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ウホウホの年収アップも夢じゃない!転職に役立つおすすめ資格とは

景気に左右されず自分の価値を高めてくれるも、それが資格です。現在、非常に多くの資格が存在し、年齢問わず様々な人間が資格取得に向け、猛勉強に励んでいることでしょう。

ただ、何かしら特別な資格を持ってさえすれば、必ず良い仕事に出会えると信じ、闇雲に資格を取得する人がいますが、注意をしなければなりません。なぜなら資格を持っているからといって、必ずしも理想的な転職できるとは限らないからです。

特に「今流行っている資格だから」「転職に有利と聞いたから」など流行や周囲の意見に流された資格取得では、全く意味がありません。転職に役立つ資格を取得し、現在の収入よりもアップした仕事に就きたいと思うならば、資格取得に必要な時間、費用などの自分に対する投資、そしてそれを取得した後どのくらいの収入を得られるのか、その資格で本当に稼ぎをあげることができるのかをしっかりと考え資格取得を行うようにしましょう。

ここでは、収入アップを目的とした転職を希望している方におススメの資格をピックアップしていますので、参考にしてください。

転職におススメの資格その1・「ファイナンシャルプランナー」

ファイナンシャルプランナーとは、資産運用や金融に関する相談、指導など老後など将来への資金計画に関するアドバイスを行う仕事です。Financial Plannerの略で、FPと呼ばれることもあるファイナンシャルプランナーは大きく3つに分類されます。

一つが国家資格である「ファイナンシャルプラニング技能士」で、1級から3級までの等級が設けられています。残る2つが、日本フィナンシャルプランナーズ協会が認定する民間資格で、国内資格のAFPと国際資格のCFPです。

この資格が有効な転職先は幅広く、銀行や信託銀行、生命保険や損害保険会社などの金融関係、不動産業界、さらには公認会計士や税理士事務所、社労士事務所などの専門業者で働くこともできます。

収入については、転職、就職先によって異なりますが、例えば、保険会社の場合成果主義のところが多く、年収300万程度の人もいれば、努力次第で1000万円稼ぐことも夢ではありません。ちなみに資格取得までに必要な勉強期間は、専門学校に通った場合で最低半年以上、合格率は平均30%前後となっています。

転職におススメの資格その2・「社会保険労務士」

国家資格となる社会保険労務士は、労務管理や年金に関するコンサルタントを行う仕事です。例えば、企業の労働保険、社会保険等に関する書類作成から書類提出代行などの雑務から法律相談など複雑かつ専門的な知識が要求されます。

ただ、自分が働いている職場の人事や労務に関する業務を行う場合は、単なる「勤め人」となるため資格取得後転職をしても、給料が格段に高くなるということはありません。

この資格を収入アップとして活用するには、独立開業がおススメ。顧問契約会社が増えるごとに当然年収も増え、3000万円程度の年収獲得も夢ではありません。

しかし、その資格を最大限活かすためには、転職先での豊富な経験は必要不可欠。将来の収入アップを視野に入れた、資格取得から独立開業やフリーまでの転職を計画するといいでしょう。

ちなみに合格率は約10%前後。難易度は中レベルですが、出題される問題が広範囲となり、試験時間がなんと5時間という長丁場。それまでの勉強期間は、最低でも半年から1年は必要とされています。

転職におススメの資格その3・「中小企業診断士」

中小企業診断士は、ニーズの高い資格で、転職をとても有利にすると注目されています。経営の診断から助言など企業のコンサルティングを行う仕事で、産業経済大臣が登録する国家資格となります。

平均年収は800万から1000万以上とも言われ、現在、公認会計士や税理士が併用して取得している資格としての特徴もあります。ただし、試験に合格することは極めて厳しく、毎年の合格率は平均10%前後。資格取得には、それなりの環境で計画的に勉強を行う必要があるため、専門学校への通学は必須。

ただ、転職に有利だから、年収アップが期待できるからと安易に取り組んでは、資格取得までに期間がかかりすぎて、費用対効果が悪化する危険性も考えられます。1年ないし、2年を目標に資格を取得し、転職に活かすよう行動しましょう。

ひとえに資格といっても様々。資格までに必要な期間や費用、その後の働き方一つで収入アップが達成できるかどうかも様々です。将来どのようなプランがあるのか、どこを目的としているのかを明確にした上で、今転職に必要な資格は何かを良く考えて選択するようにしましょう。