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良い会社にスカウトされたい!ヘッドハンティングで転職する方法

アイドルのように街を歩いていたら突然スカウトに声をかけられて、条件の良い会社へ転職できたらこれほど楽なことはありません。現実はそんなに甘くありませんが、ヘッドハンディングで好条件の転職を在籍しながら成功させた人はたくさんいます。

サーチ型スカウト

依頼があったらその会社に適任の人材を探して交渉するというタイプのスカウトです。当然そういうサーチ型のスカウトから声をかけられたらかなり高い確率で内定がもらえます。

一般的な公募は35歳ぐらいまでですが、サーチ型スカウトマンが探す人材は40~50歳代の責任感のあるリーダーを求めていることが多いそう。店長や社長候補などは社運がかかる大事な人材なので、高額な報酬を払ってでも良い人材を探してもらわなければいけません。

新入社員研修から始まるような転職ではなく、即戦力になるリーダーとしての求人は表面には出されず水面下のサーチ型スカウトで決まってしまうそうです。

スカウトが調べる情報

スカウトの人は、まず狙った会社のOBの話などから適任者を探します。部下や後輩でこういう技術を持っている人がいる、取引先の営業でとても優秀な人がいたなど、話を聞き出すそうです。

時には調査専門会社やコンサルタントなどからの情報をもとに探しますが、専門誌やインターネット、フェイスブックなどからもその人物像などを調べ、声をかけるかどうかの判断にするそうです。

大きな仕事を成し遂げたけれど、実は部下の仕事を自分の業績にして発表した人などはすぐにわかってしまうそうです。人間性も重要視されます。誰がスカウトマンに推薦してくれるかわかりません。全ての人に誠心誠意をもって仕事に励みましょう。

登録型スカウト

サーチ型のスカウトマンの目に留まる為には、今の仕事を真剣に精いっぱいこなすこと。今の仕事が向いていないから転職したいと言う人にはちょっと難しいかもしれません。そんな人は紹介会社に登録してみるのも良いでしょう。

インターネットを始め、多くの登録型の転職スカウト会社が出てきています。そのような会社には、一般公募できないような非公式の求人がたくさんあります。登録会社も転職が決まらないと収入にならないので後押ししてくれるはずです。

紹介メール

登録すると紹介メールがたくさん来ます。と言ってもほとんどが一般公開している求人広告で、内定がほぼ確定しているようなスカウトメールではありません。

その中の数パーセントに、個人を特定したスカウトメールが入っています。それは相手の企業側があなたのプロフィールを見て、お金を出して「紹介して下さい」と申しこんできたメールなので、内定の確立は高いはず。

登録会社にもよりますが、公開できないような求人広告もたくさんあるのでハローワークで探すよりも選択の幅は広がります。また、小さな紹介会社でも得意不得意分野があるので、求職者は複数の紹介会社に登録している人がほとんどです。

できるだけ多くの情報の中から自分にぴったりの情報を見つけることが大切です。同じ人がいくつもの会社から内定を取らないように一つの会社で内定が決まると登録会社はクロージング(求人の応募希望を企業に送らない事)してきます。いくつか登録しておけば安心です。

この登録型の紹介所では、紹介会社が人材の選別を行い企業に合った人材だけを選んでデータを送ります。もちろんこの作業が大変なので企業はお金を出して紹介所を使うのですが、非公式の求人にするには条件を絞りたいからという理由もあるようです。

スカウト転職で注意するべき事

スカウト会社の中には 悪徳なブラック企業への勧誘もあります。評判など十分調べた上で検討しましょう。とくに急がせる所は念入りに探りを入れてみましょう。

スカウトされたからと言って、100%内定がもらえるというわけではありません。面接の時には普通に就職活動するつもりで準備してきちんと受けましょう。志望動機も「スカウトさんに勧められたから」では通りません。

これから入社するかもしれない会社ですからきちんと調べて、「きっかけはスカウトですが、自分のやりたいことと合っていたので。たとえば・・・」と言えるように 準備しましょう。

就職難な時代ですが、こんなときほど優秀な人材を欲しがっている企業が多いことは確かです。リストラや人事の一層などの目的のための求人などは一般的には公表できないのでこのような紹介所を利用する企業が多く、大企業の求人も結構あります。

求人側は無料で利用できるところが多いので、十分調査したうえでいくつか登録してみるのも良いでしょう。良い会社に巡り合うのは運ですが、確率は高い方が運も上がります。