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お金と時間が無駄になる資格|本当に活かせる資格は限られている!

これから就職活動のために資格を取得しようとお考えの方は、くれぐれも「お金と時間が無駄になるような資格」は取得しないでください。資格は本当に仕事に活かせてこそ、初めて取得する意味があるのです。

では、いったいどのような資格の取り方をしてしまうと、お金と時間が無駄になってしまうのでしょうか?

お金と時間が無駄になる資格とは?

みなさんは資格を選ぶ時、どのような視点で選びますか?ほとんどの方は、「就職に有利だと聞いたから・・・」「人気の高い資格だから・・・」「関連業界に興味はないけど、資格を取得しておいて損はないから・・・」「親に資格でも取っておけと言われたから・・・」という理由から、資格を選んでいます。

このような動機で資格を選んでしまうから、お金と時間を無駄にしてしまうのです。「自分が何のためにその資格を取得するのか?将来、その資格をどのような業界で、どんな風に活かすことができるのか?」このような思考をもとにじっくりと検討した上で資格を選べば、お金と時間を無駄にすることもなくなるのです。

資格は持っているだけでは意味がありません。使うことができていない資格なら、まさに「宝の持ち腐れ」と言えるのです。採用担当者側から見ても、資格ばかり集めているマニアの方は、あまり好かれないというのが現実です。

使えない資格をいくつも取得するよりも、使える資格、戦力になる資格を1つだけ取得したほうが、よっぽど就職活動を進めていく上での武器となるのです。

学生時代にしかできない経験をしておこう!

就職したい業界で使える資格を学生時代から取得しておくことは、決して悪いことではありません。実際、書類選考では関連する資格を持っていたほうが、有利になれる要素は十分にあるからです。しかし、関連する資格を持っていれば採用してもらえるのか?といったら、疑問点が残ってしまいます。

最近の傾向から推察してみると、持っている資格の強さよりも、ヒューマンスキル(人間性やコミュニケーション能力)が重視される流れになっています。結論として、資格はあったほうが有利になれますが、活かすことができない資格なら取得する意味もないし、就職後でも取得できるものなら、急いで取得する意味もないということです。

社会人の先輩方の意見も、「資格は就職後でも取得することができるので、学生時代は、学生時代にしかできない経験をするべき」との意見が多いようです。私も同じように思います。

学生時代は、資格取得に向けて勉強漬けの生活を送るよりも、サークル活動でリーダーシップをとって活動してみたり、興味のある業界でアルバイトやボランティアをしてみたりなど、有意義な時間にすべきです。資格よりも、そのような経験や体験のほうが就職活動で武器になるのです。

普通免許は学生時代に取得しておきましょう!

男女問わず、普通免許は必ず学生時代に取得しておきましょう。どのような会社に就職をする場合でも、普通免許は歓迎されます。就職後、様々な事情で転職という道を選択することもあるでしょう。その時に、普通免許を持っているだけで選択の幅は広がるのです。

社会人になると、教習所にいく時間などなかなか取れないし、コツコツと通いで講習に通うのは思っている以上に大変なことです。学生時代に普通免許を取得するなら合宿免許がおすすめです。合宿免許なら、短期間でリーズナブルに、旅行気分で楽しく免許を取得することができるからです。

ちなみに私も大学1年生の時に、友達と合宿所で免許を取得しました。非常に残念だったのは、友達のほうが早く検定に受かって、私は落とされてしまい、数日間、1人での合宿を余儀なくされたことです。それでも、学生時代の楽しい思い出の1ページとなりました。

合宿で免許を取得するメリットは、もう1つあります。それは、様々な年齢層の人と合宿所で出会い、いろんな業界の話を聞くことができるという点です。私の時も、年齢が10個以上も離れているベテランの社会人の先輩方から、貴重なお話を聞くことができました。

まだ、大学1年生だったので、就職の相談はしなかったものの、もし、就職活動の時期だったら、もっといろいろなアドバイスをもらえたかもしれません。