就職活動中に体調を崩すと、貴方の本当に行きたい会社がわかる!?
就職活動真っ最中のみなさまなら、体調管理も大切だってことくらい言われなくてもわかっていると思います。しかし、どんなに気を付けていても、体調を崩してしまうことだってあるでしょう。
実は…
就職活動中に体調を崩した方が、本当に行きたい会社かどうかがわかってしまうのですよ。それは、自分自身も、受ける会社の担当者もわかってしまうものなのです。
筆者も体調を崩したことはあります
筆者はもともと身体が弱い方ではなかったので、就職活動中であろうがあまり健康を意識したことはありませんでした。ただ、就職活動中は普段の生活と違い、慣れないスーツや極度の緊張などから知らず知らずのうちに疲れが溜まってしまっていました。
また、屋外と室内の温度差も激しく、冬の寒い外から暖房が効いた室内への出入りだけではなく、人の熱気と緊張で気分が悪くなることもありました。
就職活動を始めてからしばらく経った冬の寒い朝、身体が重くて気持ち悪い日がありました。体温計で熱を測ってみると38℃を超えていました。
その日は、予定では面接を1社入れていました。このとき、薬を飲んででも面接に向かうか、それとも正直に体調を崩したことを話すか迷いました。
熱でもうろうとした意識の中、決断いたしました。面接を予定していた会社に連絡し、体調不良のため辞退したい旨を伝えました。
辞退ではなく、延期にしてもらえばよかったのでは。そう思う方もいると思います。しかし、就職を希望している会社の面接です。
体調が悪いことで日程の変更を申し出るくらいなら、そこまで行きたい会社ではないんだなと採用担当者に思われても仕方がありません。面接を担当してくださるのは、学校の先生ではありません。
これから自分の上司になるかもしれない方です。自分の都合だけで相手に時間をとらせたら、それこそ配慮が足りないと思われてしまいます。
本当に行きたい会社だったら、どんなに体調が悪くても、どんなに遠い場所でも面接をしてもらいに出かけるでしょう。それをしないのなら、本当はあまり行きたい会社ではないのでは?
それだけ就職活動は本気です
筆者がそう考えるようになったのは、ある会社の説明会で先輩社員が話していたことを聞いたからでした。その会社は本社が大阪にあり、支店が東京にある会社でした。
もちろん転勤は望んでいませんが、本社が大阪なため、採用試験は必ず大阪で行うというのがその会社のルールでした。その先輩も、もともと関東の方ですが、どうしても行きたい会社だったため、毎回大阪まで通っていたそうです。
そのときに、行きたい会社であれば、どんなに遠くても、どんなに体調が悪くてもそれを理由に断ってはいけないと話されていました。
その話を聞いてから、筆者も就職活動に本気で向き合えることができたのです。
本当にその会社で働きたいのか
その会社でやってみたいことがあるのか
その会社でしかできないことなのか
これらの質問に迷わずYESと答えられるのなら、体調が悪くても、遠い場所でも絶対にあきらめてはいけません。もし仮に、一つでも迷ってしまうのなら、それは本当に行きたい会社ではないかもしれません。
あなたにあった会社は、まだまだたくさんありますよ。