社内の雰囲気が悪い時、その原因を人のせいにしてはいけない理由
社内でも、この人がいると雰囲気が良くなる人っていますよね。ムードメーカー的に明るかったり、いつも元気だったりその逆で、なんだかこの人がいると雰囲気が暗くなる人もいます。妙に暗かったり、表情の変化が全くなく黙々と仕事をしていたり
人にはさまざまな性格があるように、会社の人の性格もさまざまです。ただ言えるのは、社内の雰囲気を悪くしているのは、誰かのせいではなく、あなたがそう感じているだけです。
誰のせいでもないですし、意図的に悪くしているわけではありません。暗い雰囲気がイヤなら、どうしてその雰囲気を変えようとしないのでしょうか。
いつまで人の影響を受けているつもりですか?なぜあなたは、あの人が雰囲気を暗くしていると思ったのでしょうか。自分で雰囲気を変えることもできないのに…
周りを責めるクセに気づいていますか?
筆者が会社員だったころ、あの人のせいで社内が殺伐とする、とよく言う人がいました。筆者は言われている人に対してそう思ったことはないので、よくわからなかったのですが、筆者からしてみれば、そんなことを言う人の方が、よっぽど雰囲気を悪くしていると感じました。
どの会社でも同じだと思いますが、人の悪口やグチを言ったところで雰囲気はよくなるのでしょうか。雰囲気が悪いのを誰かのせいにして、それで雰囲気はよくなるのでしょうか。
筆者は決してそうは思いません。雰囲気をよくしたいのなら、周りの緊張をほぐしたり、明るい話題をふりまくことだと思います。疲れていそうな人がいたら、そっとコーヒーを淹れてあげたり、お菓子を配ったり…
そういった周りに対する気遣いが、社内の雰囲気をよくするのではないでしょうか。だからこそ、みんなの仕事がはかどるのではないでしょうか。そういう努力もせずに、周りのせいにするのはなぜでしょうか。なぜ、あの人が雰囲気を悪くしているなどと思うのでしょうか。
所詮あなたは影響を受けるだけの人なのですか?
雰囲気が悪いのを誰かのせいにしていれば、あなたはそれで楽なのかもしれません。自分には責任ないですもんね。しかし、誰かのせいにするということは、それだけあなたはその人の影響を受けていることになります。
あの人が雰囲気を悪くしている、だから社内の雰囲気が悪い
という考えがある限り、あなたはあの人の気分にずっと振り回され続けることになります。あなたは知らず知らずのうちに、そのことを宣言しているのです。
あの人が雰囲気を悪くしている、だから自分も気分が悪い
と。あの人の気分と自分の気分は関係ありません。それに気づかなければ、あなたは影響を受けるだけです。誰にも影響力がない、ただの人です。
それでいいのでしょうか。自分のモチベーションは、ずっと周りの気分に左右されるだけ、でしょうか。それがイヤなら、周りのせいにするのは今日からやめましょう。
そして、社内の雰囲気は自分で作っていきましょう。自分が働きやすい雰囲気へと。