「忙しい」が口癖の人で本当に忙しい人っているのでしょうか?
仕事をしていると、事あるごとに「忙しい」を発している人っていますよね。ちょっとした雑談で後輩をつかまえては「昨日も全然終わらなくて…」とか。電話を切ったあとに独り言で「この忙しい時に…」とか。
いつでも、どこでも「忙しい」アピールをしていませんか。でも、そのアピールをすればするほど逆効果なの知っていましたか?周りではもう噂になっているかもしれません。
「あいつは仕事の段取りが悪い」
と。そんな噂をされる前に、自分の口癖に気づきましょう。
忙しいなら、効率のいい方法を考えましょう
筆者が会社員だったころは、周りの方は忙しい人ばかりでした。しかし、傍から見て本当に忙しい人と自分から忙しいとアピールする人と2パターンありました。
あなたはどちらのタイプでしょうか。自分から忙しいをアピールするタイプではないでしょうか。そういう人たちにはいくつか特徴があります。
- 独り言でも周りに聞こえるように「忙しい」を連呼する
- 自分だけが忙しいと思っている
- 周りに対して「これくらいはやってよ」という気持ちがある
- 常にイライラしている
などが挙げられます。あなたはいくつ当てはまりましたか。
ここで少し考えていただきたいのは、あなたはどうして忙しい「状態」のままでいるのでしょうか。
忙しい状態がイヤだからそれをアピールしているのですよね。あなたが忙しいをアピールしていても、その状態は何も変わりません。
それだったら、もっと効率よく仕事が進むように環境を整えることにアイディアをだしませんか。どうすれば、もっとスムーズに仕事が進むか考えましたか。
その考えの中には、周りの人が仕事をしやすいように配慮することにあるかもしれません。気持ちよく、周りが仕事をできるように気遣うことかもしれません。いくら一人で不満を叫んでいても何も変わらないのです。
気持ちを分かってほしいなどと甘えないでください
仕事をしていれば、苦しい時もあります。休みもなかなかとれずにツライときだってあります。しかし、その気持ちを周りに分かってほしいなどと甘えないでください。
忙しいのはみんな同じです。ツラいのもあなた一人ではありません。そんな周りのツラさをあなたは理解していますか。
忙しそうな同僚に何か優しい一言をかけたことがありますか。あなたが周りに対して気遣いをしないのに、どうして周りには自分を分かってほしいと期待するのでしょうか。
周りの人の仕事がスムーズに進めば、自分の仕事だって手伝ってもらえるかもしれません。気遣ってもらえるかもしれません。
それには、まずあなたが周りの人に対して気遣いをしてください。周りは何も分かってない、気遣ってくれない、自分だけが忙しいと言う前に、一度自分を見直してください。
そして、周りの人に対して手を差し伸べてください。そこまでの余裕が持てないのなら、せめて社内の雰囲気がよくなるよう明るく振る舞いましょう。
忙しい状態にしているのは自分自身です。その状態を変えられるのも自分自身です。イヤなら一歩を踏み出しましょう。