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採用される職務経歴書の書き方|アピールポイントは1つに絞る

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採用される職務経歴書の書き方は、アピールポイントを1つに絞り込むことです。書籍などマニュアル本などを見ると、アピールポイントは多いほうが良いという意見もあります。しかし、現実は違います。複数のアピールポイントを、1つ1つ親身になってチェックしてくれる採用担当者は少ないということです。

零細企業の社長さんなら、そのような親身な対応をしてくれるかもしれません。しかし、中小企業や大企業ともなれば、応募してくる人の数も半端ではないのです。人気企業ともなれば、1回の応募で数百人規模の応募があるのです。

1次選考で書類審査をする場合は、果たして、1つ1つの職務経歴書をじっくりと検討してくれる時間はあるのでしょうか?そんな時間は全くないのです。

採用担当者だって、通常業務の時間を削って職務経歴書に目を通してくれているのです。つまり非常に少ない限られた時間で職務経歴書を読んでいるのです。そんな事情も知らず、10枚以上の職務経歴書を作成してしまうお馬鹿さんもいるのです。

採用担当者のことを考えるなら、できるだけ結論から先に伝わるよう、分かりやすくシンプルに職務経歴書を作成する必要があるのです。相手の事情にも配慮するような職務経歴書を作成することができる人は、それだけでヒューマンスキルが高い人材だという高評価をもらうことができるのです!

応募する企業ごとに職務経歴書を作り変える

採用される職務経歴書の書き方は、応募する企業ごとに職務経歴書を作り変えることです。これは非常に手間がかかる、面倒な作業となってしまいますが、それだけ時間をかける価値のある作業です。

ハローワークに通っている大勢の人は、求人応募を何回もします。応募する作業を何回もしなければ、納得のいく企業から採用をもらうことはできないからです。応募を何回もしているうちに、その都度、応募書類を作成するのが面倒になり、フォーマットを作成するようになるのです。

応募書類のフォーマットを作成してしまえば、後は志望動機などを変えるだけで、時間をかけずに履歴書や職務経歴書を提出することができるのです。このテクニックを使えば、効率的に複数の企業に応募することができるのです。

しかしながら、このテクニックには1つだけ弱点があります。それは、採用担当者によっては、フォーマットで書いた職務経歴書だと勘付かれてしまうという点です。

フォーマットで使いまわしのように作成された職務経歴書だという評価をされてしまえば、どれだけ良い内容の職務経歴書を作成したとしても、スタートからマイナスとなってしまうのです。

そんなことにならないためにも、時間や手間をかけてでも、転職希望先の企業のためだけの職務経歴書を1から作成することが大切です。こういった時間や手間をかけることができる人だけ、書類選考に合格することができるのです!