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志望動機は最初の1行できまる!効果的な志望動機の書き方

志望動機は何のために書くのでしょうか?自分のことを分かってもらうため?正解です。そこでどう見られるかが重要です。まずは履歴書の書類審査を通らないと、面接までいけません。

志望動機は最初の1行できまる

そこで考えます。どんな志望動機を書くと、書類審査に通りやすいのか?一言でいうと目立つこと。

相手に期待させることです。この人面白そうだな、と思ってもらい、会ってみたいと思わせるにはどうしたらいいかを、真剣に考えないといけません。

とはいえ、特別なことをするわけではありません。ほんの少しの工夫を加えるのです。そしてその工夫は、最初の1行で決まります。最初の1行にどれだけ力を注ぐかで決まるといっても、過言ではありません。

数字を入れると効果的

映画の予告ってうまく作られていますよね。ホントに期待させて観たい気にさせてくれます。

それくらい相手に期待を持たせることって大切なんです。あそこまで期待させることは求めてはいないので、とにかくちょっとこの人、気になるなーぐらいは期待させられれば結構です。

ある27歳の男性の志望動機がいたって普通だったので、少し添削して、出だしをこう変えてみました。

『私は消防士を志したのは、23歳の12月のある事件がきっかけでした』

どうですか?続きが気になりませんか?彼は、実はおじいちゃんが事故に巻き込まれた時に、目の前で消防士さんに助けられたのを見たみたいなんですね。最初は地域に貢献したいとか何とか書いてたんですが、あまりにも普通なのでこう変えました。

最初の1行はとにかく結論から入る。意味は分からなくてもいい。説明は後からしていけばいい。具体的に話せば話すほど効果的です。具体的とは、固有名詞や数字、期間、時間を入れることです。

先ほどの例だと、23歳の12月としました。これだけでインパクトが出るんですよね。これが数字のいいところです。それの真偽は関係なく、もちろん嘘はいけませんが、数字を出すとなんか説得力が増します。

なので、志望動機には何か数字を入れることが出来ないだろうか、常に考えさせるようにしています。このように、最初の1行は少しでいいから、意味深だったり、ちょっと続きが気になる出だしにしてほしいのです。

人も書類も目立たないとだめです。じゃないとチャンスが来ません。これから本当に真剣に目立つことを考えないと、就職すらできなくなってしまいます。見せ方に徹底的にこだわってほしいのです。

就活にはマーケティングの勉強がおススメ

これまでは、ある意味そこまでしなくても大丈夫だったかもしれませんが、時代が変わりました。たかだか志望動機にすら、こだわる必要があります。これをマーケティングといいます。

就活には最早マーケティングが不可欠です。応募書類とはまさにマーケティングです。その書類だけで、自分に興味をもってもらえるように書かないといけないのですから。

就職活動が上手くいっていない方は、マーケティングの勉強をおススメします。特におススメは『エクスペリエンスマーケティング』というのがあります。物を売るのではなく体験を売るという発想。

通称【エクスマ】と言われています。いわば伝える技術といってもいいかもしれません。エクスマで検索すれば出てきますので、是非とも学んで欲しいと思います。

いいですか、伝え方で9割が決まります。だから最初の1行が大切なのです。