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早く会社から帰るコツ知っていますか?意外と使えるイメージ戦略

業務は終わったけど、なんだかまだ帰りづらい・・・ということありませんか?残業時間はなるべく増やしたくないけど、早く帰ると周りの目も気になるし、なんだかとっても悪循環ですよね。思い切って帰ってみようとしても、上司にチクチクいわれてしまってはストレスがたまるばかりですよね。

しかし!中には仕事が終わったらササーっと帰ってしまっている人もいるのです。そして、何の疑問も持たれず、周りの目を気にせず自分の予定で動いている人あなたのまわりにもいませんか?

実は、私たちは無意識のうちに周りの人を「キャラクター分け」しているのです。それはあまりに無意識なのであまり気がつくことがないのですが、たとえば、あのひとはいつも最後から2番目に帰る人だ、とか、○○さんが帰ったらだいたい何時くらいかな、とか帰社時間でキャラクターが分かれているということがありませんか?

大切なのは印象をつけること

以前、私が勤めていた会社での出来事です。私は当時まだ新人で、教育係な先輩についてもらい仕事をしていました。午後7時過ぎくらいにその日の業務が終わり、帰ろうかなとあたりを見渡すと、先輩たちはまだ必死に仕事中。これはとてもお先に失礼します、と言えないな。と思いもう一度仕事をしようと準備を始めました。

すると、教育係の人が、「終わったなら、帰りなさい」と言うので、私はとても気まずかったのですが、とても怖い人だったので、言う事にしたがって帰りました。次の日もその次の日も同じでした。

そうして、一週間くらい経った頃でしょうか、その日はどうしてもやらなければならない事があったので、少し遅くまで残っていると「今日は頑張るね!」と言われたのです。周りの人は、毎日残っている時間だったのですが、なぜか私だけ頑張っているね、と言われたのです。

その時私は、自分が「早く帰る人」に分類されたんだなと気が付きました。後から教育係の人に聞いてみると、「こういうのは最初が肝心。ちょっときつくても早く帰っていればそれから先に帰りやすくなる。」と説明されました。会社では仕事量に関係なく、こういうテクニックも身につけなければいけないんだなと学んだ出来事なのでした。

キャラクターは作ることができる

キャラクターというのは、勝手に想像される場合も多いのですが、こうしたテクニックを身につけることで自分のキャラクターを思いのままに作ることができます。たとえばあの人は、頼めば雑務をやってくれる人、と、絶対断る人というキャラクター分けは自分で選ぶことができますよね?

もちろんどちらにもメリット・デメリットがありますから、自分の勤務形態、もともとある性格とキャラクターのバランスを考えて、無理のないように選ぶことが重要です。

もうすでにキャラがついてしまっている人もあきらめないで

では、新人で会社に入った時や転職した時にしか使えないテクニックなのかと言うと、そういうわけでもないのです。もちろん部署変わった時などやりやすい時期はありますが、人が無意識に感じていることは意識的にすり替える事が出来るのです。

たとえば、お盆やお正月などの長期明けの出勤から、もしくは3連休明けからでもいいのです。今までだらだら残業を続けていた人はいつもより、一時間でも二時間でも早く帰ってみてください。最初はなんで?と言われたり、目線がきつかったりするかもしれません。でもうまくいけば10日位であなたのイメージは変わり始めると思います。

もちろん環境や業種によって当てはまらない場合もありますが、生活を変えたい、時間を作りたいと考えているのであれば、試してみる価値があると思います。

周りのイメージに振り回される事なく、自分で作ったキャラクターを浸透させるイメージ戦略にあなたもチャレンジしてみませんか?