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会社で自分より優れている人がいない?!レベルの違いに気づいたら

人は、どんな状況であっても、自分さえしっかりしていれば成長が出来るものです。会社で適切に教えてくれる人がいない。自分がいつも頑張っているのに対し、怠慢な勤勉態度の社員が多くてイライラする。こうした悩みも結構多いと思います。

周りの士気が低い時、自分まで下がってしまわないようにするためには一体どうしたらよいのでしょうか。

自分が一番になる事だけを考える

同僚や先輩が怠慢な態度で勤務していても、それに気を取られているのは時間の無駄です。自分が周りよりも良い働きをすることで地位を確立するくらいの気持ちで仕事に取り組みましょう。

いい働きをしていると、必ず誰かの目に留まるものです。以前働いていた会社で、まったくうだつの上がらない部署からヘッドハンティングされた先輩がいました。私は彼に教育を受けていたのですが、驚いたことにヘッドハンティングされた彼は、一番最後にその部署に配属され、数年で信頼される地位となり、他の会社にヘッドハンティングされて転職していきました。

その人いわく、最初は我慢の連続だったと言います。この先輩を仮にAさんとします。

努力や成果を横取りされても気にしない

世の中には本当に不公平なこともあるものです。たとえ自分が仕事が出来ても、先輩後輩、上司や部下といったパワーバランスの中でうまく立ち回って行かなければならないときもあります。

Aさんも配属当時は、指導係がおり、適当に勤務し罪をなすりつけられたりしてイライラしていたそうです。そうして、自分が初めて上げた大きな成果を教育係だった自分の成果とし、上司に報告していたそうです。

このとき、たいていの人はモチベーションが下がったり、転職を考える人もいるでしょう。しかし、Aさんは誰にも言わず、こらえたそうです。

しかし、教育係だった人には、横取りされましたが別にいいですよ。と恩を着せたそうです。これが重要ですね。

個人として目標を決めて成果を上げる

部署ごとに、目標値や勤務時間など、何となく暗黙のルールみたいなものってありませんか?たとえば7時には全員帰ってしまう会社もありますし、○月には仕事が減るのでちょっと休みながら働く、とかそういう暗黙のルールです。こういうのは決まりではないのですが、ついつい流されて自分もそうなってしまいがちですよね。

Aさんは、晴れて教育係が居なくなった後、みんながやらない事をすすんでやったり、自分の能力が会社の目標よりも高いと思った時は時間も気にせず時間をついやし、誰にも出来なかった道を開拓したりして、一躍成果を上げる事になりました。怠慢な同僚を尻目に足を引っ張られても気にせず、「自分の能力VS仕事」で常に物事を進めていました。

周りの目標値や、成果などは気にせず、自分自身の目標設定で常に仕事すすめることで、まわりから抜け出して行きました。

環境や人のせいにせず、自分のペースで仕事ができるようになったら

上記のように、個人で出来るだけ頑張ってみて、成果があげられたり、周りから頭一つぬけだすことができたなら、もうイライラしたり、卑屈になったりしなくなってくることでしょう。そうなってくれば、あなたをそれ以上成長させてくれない環境に用はありません。好きなところへと羽ばたいていく事が出来るでしょう。

周りにイライラしていたり、同僚の怠慢が気になっているうちは、どこに転職しても、同じような事になる場合が多いです。まずは自分自身の成長を考え、だらしない人を利用して、自分が大人になりましょう。どんな環境でもそれができたあなたは多くの企業から「欲しい人材」として認められる事でしょう。