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笑ってミスが許されるのは、いつも完璧に仕事をしている人だけです

普段のあなたはおっちょこちょいなタイプですか?プライベートなら、どんなに落ち着きがなくても、おっちょこちょいでも許されるでしょう。しかし、仕事では違います。始めのうちは周りも笑ってくれていたと思いますが、あまりにも同じようなミスを繰り返せば信用がなくなります。ましてや、仕事を任せてもらえなくなる可能性だってあるのですよ。

反省は態度で示しましょう

筆者が会社員だったころ、とてつもなくおっちょこちょいな方がいました。というよりかは、落ち着きがないと言った方が正しいかもしれません。何をやるにしても、慌ててしまい注意力が散漫してしまっていました。

机の角にぶつかったり、ゴミ箱につまずいたり…。最初の頃は、周りも気にかけて「大丈夫?」と声を掛けていましたが、毎日のように繰り返されるので、「またか…」という空気が流れていました。口ではいつも謝るのですが、行動が変わらないため、同じようなことで注意されていました。

それとは逆に、いつも完璧な仕事ぶりの方がいました。ミスなんてほとんどしなく、周りの方からもお客様からも絶大な信頼を得ていました。同じグループで仕事をしている方がいても、必ずその方にお客様から電話が掛かってきていました。

それでも、ある日、珍しく遅刻をしてきました。いつも朝早く出勤して仕事をしていたので、周りはとても心配していました。口々に「珍しいこともあるものだね」と、誰もが言っていました。

あなたはどちらですか?ミスをしたときに、「またか」とあきらめられていますか。それとも、「珍しい」と心配されていますか。凡ミスをしても笑って許してもらっている。そう油断していませんか。本当にそうでしょうか。ただ単に、周りの空気を感じ取れてないから、ではないでしょうか。

ミスをしたことが悪いわけではありません。(だからといってミスをしていいわけでもありません)どんなに注意をしていても、ミスをすることはあるでしょう。しかし、一度「すみません」と誤ったのなら、同じ凡ミスは許されません。そして、社会では言い訳も通用しません。自分の性格が落ち着きがないと自覚しているのなら、意識して落ち着いた行動を心がけましょう。

言葉を発することは誰でもできます。口で謝るなんてことも誰でもできます。実際に行動に示さなければ、誰からも信用なんてしてもらえません。分かってもらえたと、判断できないからです。あの人は結局、口だけだったと言われないためにも、意識して行動していくことが大切です。難しいことではありません。日頃から、自分の行動を注意するだけでいいのです。少しずつ、行動を変えていきましょう。