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基本マナーが身につくかも!?長期バイトなら接客がオススメ

接客業で何が学べる?

アルバイトでも社員としてでも、接客業の経験がある方にはまずそこをアピールすることをオススメします。

接客のバイトで何が一番のメリットかというと、丁寧な言葉を使い慣れることができるという点です。

毎年4月から5月くらいになると、「トンデモな新人」のニュースがネットで出回りますよね。

ああいった記事で多いのが「言葉遣いがなっていない」を始めとしたごく一般的なマナー感覚の欠如です。

接客業ではどこでも最初に言葉遣いを教わりますから、少なくともそこで呆れられることはなくなります。

また、さまざまな人と関わることになりますので、自然と対応が身につくのもメリットです。

世の中、人の数だけタイプがあると言っても過言ではありません。

しかし、ある程度似たタイプの人はどこにでもいます。

いきなり怒鳴り込んでくる人、いつもやたらと偉そうな人だって珍しくはありません。そのときどんな対応をしたかを覚えておきましょう。

私は「店長を呼んじゃったから後は知らない」というのも立派な経験だと思います。

なぜなら、「トラブルが起きても上司に報告せず、大変なことになった」という話は枚挙に暇がないからです。

でも、店長を呼んだという経験があれば上司に話をするという選択肢も思いつくのではないでしょうか。

面接ではこうアピールしよう

接客業の経験があるから、当然就職先も接客業に……とは限りません。

上記の通り、全般的なマナーを覚えることができるからです。

人との接し方がわかっているなら、ほとんどどこの職場でも役に立ちます。

世の中いろいろな人がいますからね。

うまく人付き合いをするためには、礼儀はもちろん「相手がどんな人なのか」観察することが大切です。

そして接客業をしていると、それが自然と身につくものです。

こうなると「人見知りはしないタイプです」などと言ってしまいがちですが、それだけでは社会人として物足りません。

接客を通じて何を学んだか、どんな経験をしてどのようなことを感じたかということを今後の仕事に繋げて話すと良いでしょう。

例えば、こんな感じです。

「私は、リピーターを生み出すことが得意です。

個人経営の飲食店でアルバイトをしているのですが、工夫していることが二つあります。

ひとつは、お客様がどんなものを食べたいか読み取ることです。

特に夜は、お酒の種類が決まってもなかなか料理を決められないお客様がよくいらっしゃいます。

そんなときは、単純にお勧めメニューから選ぶのではなく、そのお酒と一緒に注文されることが多い料理や、個人的に合うと思っている料理をお勧めするようにしています。

もうひとつは、お客様の反応をメモしておくことです。

勧めた料理に対して、お客様がどのようなリアクションをされたかを書き留めておくようにしています。

こうすると、同じ方が再度来て下さったときにも、他の方に料理を勧めるときにも役に立つからです。

この二つを心がけたところ、多くのお客様にご好評をいただき、最近では私に会いに来てくださるという方もおられます。

このように、マニュアル通りというだけではなく、個々のお客様に合わせた仕事をしていきたいと考えております。」

このくらい具体的に言えると信憑性が増しますし、結果的に今後どうしていきたいのかもわかります。

嘘つきにならないように!

さて、無事内定をもらった後も気は抜けません。

「面接のときは立派だと思ったのに、いざ仕事をさせてみたら全然違うじゃないか!」なんて言われないようにしましょう。

怒りっぽい人にはどう対応すればいいか、過去の経験の中に似たケースはなかったか?

頭の中のデータベースを最大限に活用して、経験を生かし続けてくださいね。