デザイナー:M.Sさんのお仕事体験談【美容室激安チェーン店】

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アナタのお仕事の一日の流れは?
朝の掃除 普通の掃除、中でも鏡は丁寧に掃除する。
朝礼 予約のチェックや雑誌の情報、多店舗であった注意事項などの確認、接客用語の発声練習。
営業開始 指名以外はアシスタントと同じ業務。タオル類の洗濯やフロアの掃除。シャンプーも率先してやる。
休憩 食事は30分まで
営業終了 お客様をお見送りし、フロアの掃除が終わり次第終礼。
終礼 営業成績や当日の問題点の指摘、翌日の予約確認。
練習会 週に5回練習会を開催。給料外なので自由参加だが参加率は高い。
帰宅
働く中で嬉しかった出来事や、やりがいを感じたポイント
アシスタントからデザイナーへと昇進し、はじめてお客様のカットをさせていただくことになった時は、とても感動したことを覚えています。
店長の指名のお客様だったのですが、店長がお客様へ私を紹介して下さり、とても緊張しながらカットした記憶があります。
今思えば前日の練習で店長にお勧めされた髪型が、そのお客様の髪型と同じだったので、今更ながら店長の優しさが思い出されます。
それからそのお客様の指名は私となりましたが、徐々に指名が増えて来るにつれて、お客様との会話も楽しくなり、よりお客様の髪型についても好みに近づけることができる用になったと思います。
はじめは会話もぎこちなく、お客様の考えていることがよくわからなかったのですが、お客様と話が出来るようになるうちに、指名をいただいている常連のお客様から新しい髪型の提案をされるようになった時は、信頼いただけたという喜びでとてもうれしい気持ちになりました。
接客業ですのでお客様とのつながりが喜びに変わるとても良い仕事だと思いました。
衝撃的だった事件や一番印象に残っている嫌な思い出
初めてのお客様のカットをするときには、そのお客様の好みを把握するために、出来るだけ細かく話を聞きながらカットを進めなければいけません。
私もその件は注意しながら初めてのお客様のカットをしていたのですが、カットが終わりお客様の表情を見ると泣きだしそうな顔をしていました。
前髪が特にお気に召さなかったようで、とてもご立腹してお帰りになったのですが、結局その日のうちに店舗に電話がかかってきて、カット料金の返金と店長の再カット(手直し)ということで納得してもらいました。
結局そのお客様は再度店を訪れることはなかったのですが、時間がかかったとしても何度も何度も見ていただきながらカットすれば良かったと思いました。
カットによって笑顔になることもあれば、このようにおこって帰られるお客様もいらっしゃるので、やはり日々のおもてなしの心とお客様への気配りが大切だと言うことを再認識しました。
これからその仕事に就く方へのアドバイスやメッセージ
入社して半年から1年ほどはアシスタント業務の雑用ばかりでやる気がなくなってしまいやめていく方も多いですが、そこを乗り越えると自分のカットによってお客様が喜んだり、再度指名をいただけるようになったりと、とてもやりがいがある仕事です。