アルバイト初出勤、好印象で人間関係を円滑にするために
アルバイト初日、なれない仕事場で、どんな人がいるのでしょうか。緊張しますよね。分からないことも多いので、不安もあるでしょう。
初対面の人と簡単にうちとけることは難しいです。表情がこわばり、うつむきがちになることも多いと思います。
しかし、その態度が悪い印象を与えることにもなりかねません。職場には、すでに自分以外のコミュニケーションの輪が成立しています。
ということは、初めてとはいえども、その輪にうまくなじんでいく必要があります。では、いったいどうすればいいのでしょうか。
第一印象が大切
とても単純かつ効果的な方法があります。それは、「大きな声であいさつすること」です。なんだ、そんなことかと思われるでしょう。でも、甘く見てはいけません。
小さな声でぼそぼそとあいさつされた時、新しい人を迎える側としては、とても不安になるわけです。「きちんと仕事がこなせるのかな」「お客様とスムーズに会話できるかな」などと、感じてしまいます。
信頼回復には時間がかかる
心配のレッテルを貼られると、はがすのには時間がかかります。それだけでなく、きちんとしたあいさつができないと、バイト同士の格好のネタにされてしまうのです。
言い方が悪いかもしれませんが、経験上、バイト終わりのロッカールームは、そういった話ばかりがあふれています。不思議なことではありますが、人の評価ばかりなのです。それも、良いことばかりではありません。
バイト同士で悪い先入観をもたれると、正直なところ、めんどうだし、やっかいです。たまに、露骨に避ける人もいますからね。
しばらくは仕事がしづらくなるでしょう。もちろん、まじめに取り組めば、時間はかかりますが、信頼は回復していきます。
あいさつは、大きな声で
だったら、一発大きな声であいさつしておきましょう。ちょっと、いきすぎるぐらいのあいさつが、ういういしくて好感が持たれるものですよ。
それに、その後で「実はとても緊張しています」「こういったアルバイトは初めてです」とカミングアウトしたほうが、話すきっかけにもなります。
話を聞くときは、メモを忘れずに
また、メモ用紙と筆記用具は必須です。教えてもらった時に、1度聞いたことは覚えられるようにしておかなくてはなりません。必ずその場で時間をもらってでもメモしましょう。
本当に分からない場合は仕方ありませんが、基本は「1度聞いたら覚えること」です。メモもとらずに何回も聞くようでは問題外ですからね。
つい忘れてしまった場合は正直に言って、貸してもらいましょう。初めての職場で言いづらいでしょうが、もっとつらいのは、覚えられないことです。
お店が忙しくなってしまえば、誰もが手が放せなくなります。そんな時、「このあいだ教えた○○、やってくれるかな」とひと声、かけられたとしましょう。
「どうしよう、ぼんやりしか覚えてない」「これはこうで、大丈夫かな」こういう時に、きちんとメモしておいてよかったと思いますよね。
さて、明日から初出勤のあなた、メモと筆記用具は持ちましたか?後は、やる気と元気だけでいいでしょう。とにかく、大きな声を出して、がんばってきてくださいね。