【人不足!】マンションの管理人バイトに向いてる人の3つの特徴
よく新聞の求人欄で管理人募集の記事が載っています。慢性的に人不足なのです。特に都心は年々マンションが増え、管理人の需要は高まるばかりです。
また、最大雇用期間の短さも人不足の一因です。60歳で管理人になった人が働くことが出来るのは、定年の70歳まで、10年間だけ。
最近は契約形態を変更して70を超えても働く方もいますが、基本的には10年前後で退職となります。
このように、今求められている管理人、どのようなイメージを持っていますか?
管理人の業務は、マンションにもよりますが、朝のゴミだし、日常の清掃、マンション巡回、来客駐車場の案内、リフォームに来る業者への案内、植物の簡単な手入れや剪定、火事や漏水等の緊急時の対応、居住者からのクレーム対応・・・
最近はマンション管理も雑誌の特集などに組まれ、関心を持つ方が多く、管理の質が求められていますので、管理人も楽な仕事ではありません。自分に合っているかきちんと確認してみましょう。
どんな人が管理人に向いているの?
接客が好きな人
管理人は接客業です。日々のあいさつは基本中の基本。また、仕事を引退した年配の方や、主婦の方は話しかけてくる場合もあります。清掃中だから、巡回中だからとおざなりにしないで、きちんと話し、近すぎず遠すぎず適度な関係性を築くこと、これが重要です。
きれい好きな人
マンションの管理人の大きな評価項目のひとつ、それが掃除の完成度です。マンションのにはいろんな人がいますが、きれいに清掃してあると誰でも気持ちよくなるものです。
また、汚れている場合、先のあいさつなどと違い目に見える部分ですので、細かい人はいつも見ています。掃き掃除などできちんと隅までゴミをとっているか、扉の表面、照明器具のかさ、手すりの上部・・・
こんなところまで誰も見ないであろう、と考えてはいけません。きれい好きで、細かい部分の汚れに気づく人が向いています。
こんな人は失敗する
前職にこだわる人
たまに大企業を引退し、そのままの感覚で管理人を応募してくる人がいます。このような人は、管理人の仕事を固定的に考え、それは管理人の仕事じゃない、という横柄な態度を取る人が多いです。
そこまでははっきり言わなくとも、無意識に偉そうな印象を与えてしまう可能性がありますので、注意が必要です。
前職の輝かしい業績は胸にしまい、管理人1年生として何事も素直に吸収し、先輩の管理人を見習いましょう。
感情の起伏が激しい人
マンションにはいろんな人がいます。時々嫌味なことを言う人だっています。そのような人に対し、カッとなって怒ってしまう人は要注意です。
ときどきいたずらをする子どもなどはまた別ですが、基本的に管理人が居住者に対し、怒鳴ってはいけません。
好かれる管理人になるには
あいさつをきちんとする
あいさつが最も重要です。マンション前を通った時にあいさつがあるのとないのでは、居住者の方からの評価が大きく変わります。
居住者の方からあいさつが返ってこなくても毎回「おはようございます」「いってらっしゃい」「おかえりなさい」のあいさつがためらいなく出来ることが重要です。
細かい点に気づく
掃除に関しても、居住者の変化に関しても、マンション敷地内の何事に関しても目を皿のようにしてしっかり観察し、細かい点に気づくことが重要です。これは意識しないとできません。
いつも何かを見つける気持ちで巡回し、些細な事にも注意を払うことが必要です。
さあ、あなたも管理人になろう!
管理人ってイメージと違って難しそうだな、と思ったかもしれません。ただ、大手の管理会社は研修制度がしっかりしているところが多いです。いきなりマンションに配属するのではなく、数日間研修するのです。
また、管理人同士のコミュニティーがさかんなところもあります。困ったときに同僚たちから教えてもらったり、同じ悩みを分かち合ったりできます。
ぜひ、新入社員に戻った気持ちで、管理人としての新しい世界へ進んでみてはいかがでしょうか。