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交換できない人材になる為に!「どこでも通用する人」の共通点とは?

日本の終身雇用制度は事実上崩れた。そして、今や就職したからといって、定年までその企業で働こうと考えている人はほとんどいないのではないだろうか。30代では転職を経験している人が半数近くいるというし、昔は印象の悪かった転職も、今や普通の出来事になっている。

さて、転職するのはいいが、今まで働いていた会社でしか通用しない人材になっている、なんてことはないか?もちろん、業務内容が違うならば、新しく覚えることは当然あるだろうし、最初の1ヶ月は大変な思いもするだろう。しかし、そこで「誰でもできる仕事しかできない人」と「どこでも通用する人、替えのきかない人」の差が出てくる。

誰でもできる仕事しかできない人になってしまうと、若い時はともかく、転職どころか今の職さえいつ失うか分からない。どこでも通用する人になれば、例えリストラにあっても、次がすぐに見つかるし、だいたいどこでも通用する。この差は何の差なのだろうか?どこでも通用する人、通用するスキルとは何なのか?使い捨てされない為にも、どこでも通用する人材になることを考えよう。

どこでも通用するスキルってあるの?

まず初めに、どこでも通用と一口に言うものの、国内どこでも、と世界中どこでも、ではかなり意味が違ってくる。国内でバリバリ仕事できる人でも、海外勤務になった途端、評判を落とすことも。ここでは国内に限らず、世界どこでも通用することに拘ってみよう。

さて、通用するスキルとは何か。よく提唱されるのが、営業力・セールス力だ。といっても、別段営業職や営業マンであれ、という意味ではない。つまり、自分の言葉で自分の意見を周囲に伝え、影響を与える力だ。当たり前のようでいて難しいこの営業力は、どこでも通用するスキルらしい。

そして、タスクマネジメント。いろいろ話題になっている言葉だが、ざっくり言えば、段取りや生産効率を考えるスキルだ。多くの仕事がある中、優先順位を考え、効率的に終わらせる。どこでも必須なスキルの1つだ。

さて、次に挙げたいのはコミュニケーション能力だ。先に挙げた営業力と少し重複するかもしれないが、国内だけでなく、海外でも活躍したいならこの能力は更に意識したいところ。というのも、海外で働くということは、異なる文化を持つ人と接するということだ。英語ができて言葉が通じれば十分なわけではないのだ。

国内では、日本人同士だからこそ、ある程度常識として信じていることや、バックグラウンドが見える。しかし、外国人を仕事をするようになると、相手の文化や自分の文化に大きな差があるのが分かる。異なる文化を理解し、その上で言葉を交わすことが必要だ。この能力を、グローバルコミュニケーションスキルなどと呼ぶ。誰と、どこで仕事をするにもコミュニケーションは必須だが、海外に出て行くことを考えるなら更に必須になる。

どこでも通用する考え方とは?

さて、スキルに続いて、どこでも通用する人には共通する考え方がある。それは、ーー物事を自分で考えて判断できることであり、情報は自分で調べるものだという考えだったり、仕事の段取りを考えることだったりする。思考力は言うまでもないことだ。あらゆることについて、考えることは大事になる。考えて効率的に仕事をし、最善を判断しなければならない。

更に、リーダーシップも必要だという。ちなみに、日本でよく聞くリーダーシップは、いわゆる自力型を指しているように思う。自力型は、責任範囲を区切り、自分で片付けてしまうリーダー。一方で、他人型と呼ばれるリーダーは、周りの力を使って仕事をしていくリーダー。

上に行けば行くほど、必要なのは他人型のリーダーシップになるだろう。自分でやった方が早い、と思うこともあるだろうが、周囲全体を見回し、他人に仕事を振ったり頼んだりして、進めて行くという思考が必要だ。

グローバル人材=どこでも通用する人?

ということは、よく提唱されているグローバル人材が、どこでも通用する人とイコールなのか?答えは、一応イエスだ。何故一応かと言えば、日本で通用する人が世界で通用しないことがあるように、世界で通用する人でも、日本では通用しないことがあるからだ。

それは、日本での「空気を読む」姿勢だったり、はっきり自己主張をしない姿勢によるものであるという。海外でははっきり自己主張をすることや、即断即決が良いことでも、日本では受け入れられないこともあるからだ。

しかし、上で言うグローバルコミュニケーションを持ち出せば、それは日本という国の文化に適応する必要があるのだろうし、営業力もそうだ。自分の考えを伝え、影響を与える為に、空気を読んで婉曲に提案すればいい。一見矛盾するように思える時もあるが、基本的には同じ考えだろう。どこでも通用する為には、日本だろうが、海外だろうが、適応するだけだ。