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慣れてもツライPC作業を効率的にこなす仕事術とその活用方法

PC処理、情報処理は効率的なPC環境を整えることで大幅に上昇致します。人によってそのテクニックや工夫は様々だと思いますが、皆さんはいかがでしょうか?

与えられて仕事を早く処理することである程度自由に時間を使える職場もありますし、常にカツカツな状態であれば職場の仲間とコミュニケーションをとることさえままなりませんよね。

そこで今回は誰でもすぐに使えるPC処理の効果的な方法の紹介とその説明をさせていただきたいと思います。

デュアルモニターの有効性

職場のPCは古く、デュアルモニター?なにそれウチのPCでつかえるの?という過去の遺物的なPCが多いかと思いますが、是非その有効性を知り新しいPCを導入する働きかけをして頂きたいですね。最近のPCだとノートでもデスクトップでもほぼ対応しており、安価なものであれば4.5万前後でも購入できます。

知らない方はそもそもデュアルモニターとはなんぞや?と思われるかと存じますが、その名の通りモニターを2つにすることです。左右に異なるモニターを設置し両方PC本体に接続することで両方の画面を使用することが可能になり、左のモニターの右端部分をマウスカーソルが越えると右のモニターの左端にカーソルが移るという、2台分の画面スペースを使用できる仕組みですね。

この有効性や利便性は使用してみないと中々実感できないと思いますが、モニター一つであれば、例えばPCの資料を読みながらワードやエクセルの処理を行う場合、その都度ウィンドウを開閉したり、一つの画面で2窓にしたり資料そのものをプリントアウトするしかありませんよね?

ウィンドウ開閉のわずらわしさはもちろん、2窓は画面が小さくなるためスクロールが面倒ですし、プリントアウトを頻繁にしていたら、紙とインクの無駄遣いになります。その点デュアルモニターは左のモニターにメインのソフトを表示し、右のモニターに資料を表示させれば先の問題が全て解決するのです。

特にコピーや貼り付けを頻繁に行う作業ではその利便性が更に際立ちます。わかりやすい例でいうと、エクセルに大量の写真を選んで貼り付ける場合、画像挿入を繰り返すか、その都度エクセル→写真表示を繰り返すかしかないと思います。しかしデュアルモニターであると写真の一覧ビューを別モニターで常に表示させておくことで写真を見ながら必要なものを選びそのままメインモニターのエクセル上にドラッグコピーが出来るのです。

このような処理の仕事がおおい職場の方は是非試していただければ今まで掛かっていた手間と時間が馬鹿らしく思えるほど便利に感じられますので是非実践していただきたいですね。

便利なマウスの紹介

普通ほとんどの人が使用しているマウスは左右のクリックとセンターホイールの3ボタンのものだと思います。複雑なものほど使いづらいですし、シンプルが一番という考え方もありますが、私はこの3ボタンに加えて、進む・戻るが加わった5ボタンのマウスを使用することをお勧めします。

何故かと言うと、PC作業では戻る(やり直し)の動作はほとんどの方が頻繁に使用する操作であるからです。このボタンはマウスを握ったときに親指に当たる右側につけられているものが主流で、インターネットの戻る・進むや、多少設定は要りますが、エクセル、ワードの元に戻すなどに使用できるので、今までその都度画面上部までカーソル移動していたものがワンタッチで行えるようになるのです。

更に上記の設定を弄ればコピー・ペーストなど自分が良く使う操作に割り当てることも可能ですので、皆さん是非実践していただきたい工夫のひとつですね。

意外と使用されていない設定

ここでは今まで私が周囲の人たちを見てきたなかで設定した方が断然良いのにされていないPC設定を紹介します。まずはポインティングデバイスと呼ばれるノートパソコンのキーボード手前に付いてある指でカーソルを操作する部分ですね。

出先や野外でない限りノートパソコンでもマウスを使用すると思うのですが、このポインティングデバイスのおかげでキーボード操作のとき、親指の付け根が触れてしまい、タイピング中にカーソルが動いてもどかしくなったことありますよね。

これはマウスを取り付けたら自動でポインティングデバイスが起動しなくなるという設定があり、それをすることで一気に問題は解決されるのですが、意外とされていない方が多いようです。

そしてマウス関連でいくと、PC操作に慣れればカーソルスピードを早くすることで操作性が向上します。後、ダブルクリックの認識速度などもファイル名変更などの使い分けに影響しますので、車のシートの位置を自分に合わせた調整をするように、マウス操作ののカスタマイズも是非今の自分の操作感覚にあった調整をすると操作性は格段に上昇します。

今回も色々書かせていただきましたが、実際上記のようなテクニックは上級者にとっては基本的なことで、フリーツールなどをPCに組み込めばまだまだ操作性、効率性は劇的に向上します。いずれまたご紹介させていただくことになると思いますが、初心者の方はまず上記のような基本テクニックを実践し、徐々に知識を身につけていくと、PC処理能力がUPすることと思います。