就職、転職に生かせる!MOSを一発で合格するコツ教えます
Microsoft Excel、Wordはオフィスワークに欠かせないツールであり、これらを使いこなせるスキルは必須の時代になってます。現在、約6割以上の企業がMicrosoft Excel、Wordのスキルを必要と考えています。
Excel、Wordの認定試験、MOS合格のコツを説明します。
資格の概要、取得のメリットは?
MOS(正式名称「Microsoft Office Specialist(マイクロソフト オフィススペシャリスト)」)は、マイクロソフトが認定するパソコン利用者を対象にした資格認定制度です。
Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookについてマイクロソフト オフィスのスキルを判定する世界共通の認定資格試験です。
MOSは世界的な資格であり、全世界で累計340万人以上の受験者がいる人気資格です。事務職に求められる資格として常に上位を占めています。
WordとExcelの試験はスペシャリストレベル(一般)とエキスパートレベル(上級)があります。スペシャリストレベルは一般的なビジネス文書や表計算を作成する作業を行うことができるレベルです。
エキスパートレベルは、用途や目的に応じた環境設定やプログラム等の高度な作業を行うことができるレベルです。
また、Officeのバージョン毎に試験があります。Office製品はそのバージョンごとに新しい機能が追加されたり、改良されたりしています。
よって、MOS試験はバージョンが違う場合、同じExcelであっても、別の科目と考えられています。
試験科目は別々に考えられているため、最初からエキスパートレベルの受験も可能です。1科目ごとに認定を受けることもできます。
では、どの試験を受ければ良いか迷ってしまいますが、あなたの資格取得の目的が就職対策である場合、目指す企業がどのような人材を求めているのか、また、自分はどのような分野を目指しているのかということを考え、受験するMOSの科目を選択してください。
試験情報
MOSの受験方法には全国一斉試験と随時試験の2通りがあります。申込方法が異なるのみで、受験料、試験内容、合格認定証は全く同じです。
- 試験科目:Office 2007、Office 2010、Office 2013 Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlook
- 試験日程:全国一斉試験:毎月1~2回(いずれかの日曜日) 随時試験:各試験会場が設定した日程
- 試験会場:全国 約1700ヵ所(マイクロソフトが試験会場として認定したパソコンスクールや教育機関など)
- 試験時間:50分
- 合格基準:目安で1,000点満点中 550点~850点以上で合格
- 受験資格:なし(小学生以下は保護者の同意が必要)
- 受験料 :10,584円~12,744円(税込)
- 合格率 :非公開
必ず合格する!勉強方法とコツ
MOS試験は、Word、Excel等の本物のアプリケーションソフトをマウスやキーボードで操作して解答します。そのためMOSの勉強はテキストとPCを使って勉強します。
お勧めのテキストは、FOM出版の「MOS 対策テキスト& 問題集」シリーズです。Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookと、MOS試験の受験者を対象としたテキストを、受験するバージョンや種類ごとに取り揃えられています。
全般的に操作方法の説明テキストが掲載され、MOS 2010・MOS 2007には模擬試験プログラム(CD-ROM・自動採点付き)が付属されています。
テキストを一通り終えた後、模擬試験プログラムを付属のCD-ROMからPCにインストールします。模擬試験プログラムでは本番さながらの模擬試験を体験できます。
テキストは、Word、Excelのスペシャリストレベルなら早ければ一週間で終わります。
合格発表は試験日当日に行われます。試験開始から50分が経過、もしくは試験終了のボタンを自身でクリックすると、その2~3秒後に自分の席の目の前のPCに合格、不合格の判定がされます。 (自分で試験終了のボタンをクリックするときは、そうとうドキドキします!)
合格するためのプラスポイント
PCスキルは必須の時代に
MOS試験は仕事にすぐに役に立つスキルが身に付く試験です。PCスキルはオフィスワーカーには必須のスキルの時代になりました。PC操作が苦手な人もすぐに身に付けることが出来るスキル、資格ですので是非チャレンジしてみてください。