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資格の勉強にノートはいらない!?より効率的な勉強法

資格の勉強にノートはいらない!?より効率的な勉強法

キャリアアップを目指せたり転職を有利に働かせられたりと、社会人にとって資格の取得は大きな躍進につながります。直接の実用性は少なくても仕事をする上で何かと役に立つので、資格の勉強はおおいにお勧めできます。

しかし、忙しい仕事の合間を縫いながら資格の勉強をするとなると、かなり時間のやりくりに追われることになります。隙間時間をフル活用するなど様々な工夫が必要になり大変です。

最短時間で試験合格を目指ざすには効果的な勉強法がかかせません。無駄な時間を省ける勉強法を紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。

ノートまとめは非効率

資格の勉強というと、机に向かってどっしりと腰を落ち着け、ペンを片手にカリカリとノートに内容をまとめる作業のことをイメージすることが多いですが、そんなことはありません。

比較的時間に余裕のある学生のうちならそのような学習法でも良いのですが、時間の限られている社会人の場合いちいちノートにまとめる作業はとっても時間がかかってしまい非効率となってしまいます。

自分の手で文字を書かないと記憶に残らない、なんてことが言われたりしますが、そんなことはもちろんありません。実際、文字で書くのも読んで覚えるのも記憶の定着率にはさほど差はないという研究結果も出ています。

効率的な学習のために、ノートまとめの学習法は今すぐやめた方が無難です。無理にノートまとめに時間を使うくらいなら、隙間時間にちょくちょく参考書に目を通す方がより効率的に内容を覚えられます。

ノートを使うのは参考書を読んでいて分かりづらかった部分の整理にとどめるなど、あまり時間をかけすぎないように気を付けましょう。

分厚い参考書をラインマーカーですっきり

勉強時間を短縮するために特におすすめなのが、参考書にじかに書き込みをする勉強法です。大事な内容はすでに参考書にまとめられていることが多いので、その中でも特に覚えづらい部分や難関な部分に印をつけましょう。

ラインマーカーを引いてパッと目につくようにするのがおすすめです。どうしても本を汚したくない、という時には大きめの付箋などを利用しましょう。

分厚くて開くのも嫌になる参考書でも、重要な部分がパッとわかれば比較的すっきりとするので何度か読み返すのも苦ではなくなります。トイレやベッドに参考書を置いて、気づいた時にサッと読むようにするのがおすすめです。

また、時間がないときには参考書の内容を最初から最後まで全部読み切る必要はありません。問題集を解きながらわからなかった部分だけその都度チェックをつけて、必要最低限の箇所だけ確認するようにしましょう。

たまに、何冊かの参考書に少しづつ手を付けて結局どれも中途半端という人がいるのですが、それはお勧めできません。一冊これと決めたものをとことんやりこんだ方がお金も時間も省けます。使用する参考書は一冊に絞りましょう。

過去問を解きながら理解

忙しい時間の合間を縫って最も短時間で勉強を進められる方法が、過去問を解きながら勉強する、という方法です。実践から内容を学ぶことで、重要な部分や頻出事項なども同時に分かるようになるので勉強を効率よく進められます。

もちろん最初は問題を解いていてもちんぷんかんぷんだと思います。後からしっかりと解説を確認して、内容を理解するようにしましょう。

何回か繰り返すことで自然と問題を解けるようになってきます。完璧に問題を解けるようになるまで繰り返すのが理想的ですが、時間がない時には一つの問題について最低でも3回繰り返すことを目標に頑張りましょう。

隙間時間でできるスマホアプリを活用

スマートフォン向けの資格勉強用アプリは忙しい社会人の強い味方です。移動中や待ち時間などにサッと取り出して学習内容の確認ができるので、ぜひ一つインストールして持ち歩くのがおすすめです。

アプリによって特色が全然違います。参考書としての機能を果たすものや、練習問題を豊富に用意しているもの、動画での解説を行っているものなど様々なアプリがあるので複数のアプリを確認して一番良いものを選びましょう。

中にはスケジュール管理の役割を果たしてくれるようなアプリもあります。学習計画を手元ですぐに確認できるので、ちょっと忘れっぽい人におすすめです。毎日の勉強ノルマも確認できるので、日々確実に合格へと近づけます。

沢山あるアプリの中には無料アプリもいくつかあるのですが、内容があまり充実していないことがあります。かえって時間の無駄になってしまうこともあるので、多少お金がかかっても内容量の充実したものを選ぶのがおすすめです。

少ない時間でできる勉強法のまとめ

仕事や家事などに追われる中での資格取得は時間との闘いが勝負になってきます。限られた時間を有効に使い、効率的な学習を進めましょう。この文章を読んでくださった皆様が、試験に合格なさることを心より願っております。