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【円満が一番】波風立てず仕事を辞める為に必要な7つのこと

【円満が一番】波風立てず仕事を辞める為に必要な7つのこと

あなたは今、仕事を辞める決意をして、退職の意思を会社へ伝えようとしているではないでしょうか?

退職の意思を伝えるのは少し待って下さい。なぜなら、あなたが何も知らずに退職の意思を会社に伝えてしまうと、後味悪く会社を去ることになる恐れがあるからです。

今からあなたに、「波風立てず仕事を辞める為に必要なこと」を7つお伝えします。それらを知ることで、あなたと会社がお互いに感謝し合い、スムーズに円満退職へと進むことが出来ます。

ぜひ、新しいスタートを晴れやかな気持ちで切る為にお役立て下さい。

退職の報告

退職を決意したら、最初に直属の上司へ報告をして下さい。これは誤った情報を拡散させず、退職までを円満に進めていく為には守らなければなりません。

正しく情報を報告する場合、管理者である上司へ一番初めにするのが普通です。その後、上司から職場内へ情報が正しく伝達されます。

しかし、同僚に先に退職の意思を伝えてしまうと、必ず尾ひれが付いた状態で職場内に噂となって広まり上司の耳へ入ります。順番が逆になってしまうのです。上司は報告を後回しにされ、間違いなく気分を害します。

さらに誤った情報が伝わっているので、余計に退職の話がこじれてトラブルになる可能性もあります。必ず、順番を守り上司へ最初に退職の意思を伝えるようにして下さい。

また、報告をする際は、周囲に聞かれないように上司と二人だけで話しましょう。退職は本決まりになる前に、周囲に話を聞かれてしまうと、あらぬ誤解を招き円満退社の妨げになります。

退職理由によっては正直に伝えない

退職理由が会社・上司・同僚への不満だとしても、素直に退職理由として伝えるのは止めましょう。

退職日までの間が非常に気まずくなり、周囲の同僚達にも余計な気遣いをさせてしまいます。最悪は大きなトラブルに発展して、本来であれば必要の無い心労があなたを苦しめることになります。

また、冷たい言い方になりますが、不満を口にしたところで結局は何も変わりません。社会人のあなたなら、十分お分かり頂けることでしょう。仮に、不満を改善すると言われたら、退職する理由も無くなってしまいます。

不満が理由であれば何かしら、退職するしかない別の理由に置き換えて伝えましょう。ただし、別の理由に置き換えるのは不満が理由の時だけにして下さい。

基本的には後腐れを無くす為に、正直な理由をハッキリと話すべきです。退職理由が、スキルアップや夢の実現に向けた転職や独立なら堂々と伝えるべきことです。結婚や家庭の事情なら退職は仕方のないことです。

退職理由によっては、正直になり過ぎずに理由を伝えること。それが円満退職への一歩になります。

退職の意思は早く伝える

退職の意思が固まったら可能な限り早く伝え、退職日まで余裕を持たせて下さい。会社や職場にも相応の準備がある為、その点を考慮することが円満な退職へつながります。

書類の手続き、業務の引き継ぎ、求人募集など時間を有するので時間を確保する為にも、出来れば二ヵ月程度前には退職を申し出るのがベストです。

中には、即日辞めてしまう人や直前になってから退職を申し出る人もいますが、それでは会社や職場の体制が整わず、残された同僚達は大迷惑を被ってしまいます。

「退職するから後のことは知らない」では社会人として通りません。退職日の当日までは会社に属しています。戦力の一人を失ってしまう同僚達のことを考えるのも、最後の責務を果たす意味で非常に重要です。

タイミングが重要

円満に退社するのは退職を切り出すタイミングを見計らいましょう。タイミングを間違うと、職場に迷惑が掛かったり、余計な波風が立ち退職をしにくくなってしまいます。

最適なタイミングとしては、繁忙期を避けた時期に退職を切り出すべきです。忙しければ人手や経験豊富な人材は必要不可欠です。その点を配慮すれば迷惑をかけずに済みます。

他には、大きな仕事を任される前と仕事の終了後です。一度、大きな仕事を任されてしまうと途中で辞めるのは困難です。前ならすんなり断ることも可能です。終了後なら区切りがつくので、退職しても職場に大きな差支えはありません。

人事異動の時期にも注意が必要です。異動の辞令が出てしまったら、退職をしにくくなってしまいます。上手くタイミングを読み、辞令の前に退職を切り出して下さい。

引き継ぎは確実に行う

退職の意思を報告し退職日が決定したら、後任者へ引き継ぎを行わなければなりません。後任者が混乱せず、円滑に仕事を進められるように確実に引き継ぎしましょう。

あなたにとっては慣れた仕事でも、後任者は未経験という事を配慮して、小さな業務から引き継いで下さい。付きっきりで実際に手本を見せながら指導すると、相手が理解しやすく覚えも早いです。

さらに、あなたが培ってきたノウハウなどをまとめた資料やデータを渡すと、より引継ぎがスムーズに早く行えます。全ての内容を抜かりなく引き継げば、あなたが抜けた後も何の問題もありません。

同僚達もあなたも安心して退職日を迎えられ、心残りが無く円満に退職をすることが出来ます。

ダラけて仕事をしない

退職日が決定したからといってダラけてしまうのは論外です。同僚達の迷惑にしかならないので、最後の一日まで気を引き締めて仕事に取り組みましょう。

辞表を出したからといって仕事は終わってはいません。もし、残務処理や引き継ぐべき内容が残っているのであれば、完璧に終わらせておく必要があります。会社を去る以上は、中途半端な部分を残さないようにしましょう。

また、明らかにやる気が無い人が職場にいると、他の同僚達は気分を害し、モチベーションが低下します。残っている同僚達は、今後も会社で働き続けるので、仕事の質を下げるわけにはいきません。

退職することで気が緩みやすくなりますが、同僚達への気遣いを忘れず、今まで同様の真剣な態度で仕事に取り組んで下さい。最後まで手を抜かない姿勢を取ることで、気持ち良く円満に会社を去ることが出来ます。

挨拶回りはしっかりと

入社から退職まで関わった人達へは、しっかりと退職の挨拶をしましょう。社会人として常識であり、上司・同僚・取引先へ感謝の気持ちを伝えるのは必須です。

直接、言葉で挨拶をするのが一番良い方法ですが、人数が多かったりタイミングによっては難しくなってしまいます。その場合は、電話やメールでも構わないので忘れずに伝えて下さい。

一言、「お世話になりました」と言うだけでも、言われた側はあなたの新しい人生にエールを送りたくなるものです。

挨拶回りをしっかりと行うのは、感謝の気持ちを伝え円満に退社する以外にも大きな意味があります。世間は狭いもので会社を辞めた後でも、辞めた先や取引先と何らかの関わりが出てくる可能性もあるからです。

挨拶をしていないと、あなたの印象は悪くなり、再び関わりが出た場合に円滑な関係を続けることが難しくなってしまいます。先を見据えることも、退職時にはとても大切なことです。