社会人ならわかっておきたい仕事における健康管理方法
風邪をひいてしまって、仕事を休む。当たり前と言えば当たり前なのですが、それができない職場環境におかれている人も多いと思います。
実際、病気休暇をとろうとしても、職場の環境がそれを許さない場合もあるでしょうし、同僚が無理をして出てきていることもあって、自分が病気で休むわけにはいかないと、心理的に病気休暇が取りづらい状態にある場合もありえます。
だからこそ、一番いいのは「病気にならないようにする」ために、健康管理をきっちりと行っておくことが、社会人としての常識なのかもしれません。
こんな時には、早めの対処!
病気になることは、人間だれしもありえることです。しかし、いくら病気になってしまったと言えども、これからあげる要素のことを、案外見落としていたりはしませんでしたか?
- 症状が悪化するまで無理をする
- 他人から移されないように予防する
- 健康に気を使わない
これらの要素は、元気な時には案外「まあいいか」と見落としたり、対蹠をし損ねてしまうことがあるのですが、これらのように「健康管理」をしっかりとしておかないと、肝心な時に病気になってしまい、本来の仕事がこなせなくなってしまいます。
職場においては、どんなに失敗をしても許されても、肝心な時に能力を発揮できない、つまりコンディションを整えることができない人間である場合も、それなりの評価しか得られないことをしっかり肝に銘じておきましょう。
症状が悪化する前に、早めの休息。
風邪気味だけど、どうしてもやらなくてはならない仕事があったので、やり遂げた。しかしその後、熱が上がってしまい、数日間会社を休んでしまった。
仕事を成し遂げるのはいいことですが、その後仕事を休んでしまうようでは、何の意味もありません。それに、風邪などの場合は同僚に風邪をうつしてしまうこともあるので、あまり無理をして仕事をするのはお勧めできません。
むしろ、その日は早めに仕事を切り上げ、家に帰って静養するとか、病院で診断を受けて薬をもらうなど、症状が悪化してしまわないようにケアに努めるのが、社会人としてのマナーです。
仕事が途中になってしまっている場合もあると思いますが、その後数日仕事に穴をあけてしまうよりは、早めに体調を整え、ベストコンディションで仕事をこなす方が、仕事への取り組み方としては望ましいのではないでしょうか。
人の病気をもらわないようにするのも重要
同じオフィスにいると、どうしても風邪などをうつされてしまうこともあるでしょう。それが分かっているのに、マスクをしないようなことはありませんか。
風邪がうつるかもしれないと気になるなら、自分の身は自分で守ることです。その他、通勤方法によっては電車やバスの車内で人の病気をもらうことがあります。それが分かっているなら、マスクを着用するなどの予防策を講じるのが当然です。
それに、自分から人に病気を移すこともありえます。営業職にあるなど、外部の人間と接触する機会の多い人であれば、まず「マナー」として、マスクをつけるなどの対策を講じるべきです。自分が病気を人に移すのは絶対に避けましょう。
もし、人に移りそうな病気にかかった同僚などがいたら、職場の健康管理のためにも、同僚に対して早退や病院の受診を勧めることも忘れないようにしましょう。
健康に気を使わないのは、仕事への取り組みとして「不十分」
プロ野球選手は、身体が資本です。ですから、試合前の準備運動はもちろん、試合後のクールダウンなど、身体のケアは入念に行っています。
それは、試合において自分の持っている能力を十分に発揮するために、当然のことと言えます。プロ野球選手でなくとも、会社に勤める会社員だって、自分の能力を発揮するために、日々の健康を維持するセルフケアは欠かしてはなりません。
大事なプレゼンがあるのに、のどを痛めてしまうような風邪をひく。そもそも、大事なプレゼンがあると分かっているのに、前の日の夜による遅くまでお酒を飲んだり、薄着で過ごしてしまって体調を崩してしまう。このように、自己管理ができていないケースは正直言って「無責任」です。
仕事をきっちりこなし、自分の能力を最大限に発揮したいなら、自身の健康を維持するためにセルフケアを忘れないことです。また、人間ドックなどの診察結果を経て、ケアを行うべきことがあれば、きっちりとそれを行うことです。
社会人だからこそ「健康」に気を使うべき
仕事において能力を発揮するために健康に気を使う。それは、ビジネスマンとしては当然のことと言えます。
それに加えて、最近は様々な病気が私たちを襲ってくることも気にしておきましょう。いくら健康を維持するために努力をしていても、病気は知らぬ間にやってきて、深刻な症状になってしまうこともありえます。
ですが、日々健康に気を使っておけば、症状が重篤化する前に気づくこともできるので、命を失うような病気や、リハビリが必要なほど苦しい病気になることはありません。
自分自身の人生を有意義に過ごすためにも、健康管理は欠かせないことを忘れないでください。