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志望の動機欄!担当者に好印象を与える記入法!!

最近の応募書類(履歴書ほか)の考え方はいかに!

就職する際の選考方法として、書類選考が増えています。採用担当者が選考を容易に行おうとする狙いがみえます。応募する側からすると、自分を売り込む「パンフレット」との考え方になります。

選考の際、他者との違いを伝えましょう

同じ学歴で、取得した資格が同じ場合は、履歴書の中身は大差ないように思えますが、差がでてくる項目が「志望の動機」と「自己PR」欄と言えるでしょう。また、形骸化した内容ではインパクトがありません。

例えば飲み物を選ぶ際、カフェオレとカフェラテのどちらかを選ぶのと、カフェオレと炭酸飲料を選ぶ場合は、後者の方が選びやすいと思いませんか?違いが明確な方が選択しやすいことから、履歴書においても、自身の言葉で他者との違いを出すことが有効と言えます。

こんなことに注意が必要です!

「志望の動機」も「自己PR」についても、採用担当者への「伝わり易さ」が最重要となります。だらだらと長い文章で、伝えたい内容(本質)がボンヤリしてしまってはインパクトが薄れ、選びにくくなってしまいます。具体的には「志望の動機」は言い変えれば「選んだ理由」となり、「理由」は③つ挙げるのがバランスが良いとの考え方があります。

①つ目に、なぜその職種に就きたいと思ったのか?

②つ目に、なぜその会社を選んだのか?

③つ目に、その職種で、または、この会社でどのような職業人を目指しているのか?

これらを明確にし「以上の理由により志望致しました」などの記入はいかがでしょうか。「自己PR」欄も3点ほど挙げましょう。例として「自身か持っていて仕事に活かせる能力」や「仕事に応用しようと勉強していること」「仕事を行う上で大切したいこと」などを記入しましょう。

本人希望記入欄は何を書けば良いのだろうか?

余談となりますが、履歴書に「本人希望記入欄」なる項目があります。読むと、給料、就業時間帯、その他などと書いてあります。このような様式ができた時代は求人倍率が良く、言い換えれば、採用される側が強かったころに作られた書式なのでしょう。

昨今、「給料は何円以上希望」とか「残業不可」などと記入する人は、あまりいないと思います(家庭の事情(育児、介護)がある場合は別ですが)。しかし、応募書類は空欄は良くありません。採用担当者に空欄を「書類作成に手を抜いている」、更に勝手に拡大解釈され、「仕事にも手を抜きそうだ!」などと思われると、印象が悪くなります。

全く記入することがない場合は「特になし」と記入しましょう。目は通しているけど、手は抜いていないことを伝える狙いがあります。理想は何か1つ、2つ記入することで、書類選考の場合は「是非、面接の機会をいただけることを希望いたします」や「仕事に精進する意欲があります。ご選考をよろしくお願いいたします」などと記入するのはいかがでしょうか。他者との違いを出し、選考合格を目指しましょう。