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職務経歴書って何?考え方、作成方法を伝授!

なぜ職務経歴書が必要なのか?

最近は応募の際、履歴書以外に「職務経歴書を付けてください」という事業所が増えています。理由としては求人への応募者数が増え、採用担当者の負担を減らすために、面接前に「書類選考」を行う事業所が増えているからです。

また、企業側は即戦力を求める傾向があり、その可能性を今までの経歴から大まかに判断します。履歴書の「○○株式会社 入社」「○○株式会社 退社」のみの記載からでは、採用した際の「メリット」を判断できないためです。

職務経歴書への考え方

応募する側としては、自身の能力や意欲をアピールする書類となり、いわば「パンフレット」のようなものとなります。また、良い職務経歴書を作成し、採用担当者に好印象を与えれば、書類選考は通過する可能性が高くなると言えるでしょう。

職務経歴書の作成方法

職務経歴書は書式が決まっているものではありません。職務経歴書付きの履歴書を購入し、書式にそって記入する方法や、インターネットから記入しやすそうな書式をダウンロードして作成するのも、方法の1つです。

一般的には「履歴書は手書きで丁寧に!」「職務経歴書は文章になる項目が多いため、パソコンで作成OK」といわれています。ボリュームはA4用紙1枚から2枚にまとめることをお勧めします。あまり多いと、採用担当者にアピールしたいことが伝わりにくくなるからです。

職務経歴書に記載する項目

「職歴」「活かせる能力」「志望動機」「自己PR」の4項目は必要でしょう。「志望の動機」や「自己PR」の項目は履歴書にも記載するとは思いますが、内容がちぐはぐにならないようにしましょう。

応募先により(同業種、異業種)項目の順番を変えましょう

同業種に応募する際は「職歴」や「活かせる能力」のアピール度が高いため、なるべく目につきやすい文書の前半や上の方に、他の項目よりボリュームを持たせ、行ってきた仕事内容を詳しく記載することが有効でしょう。

異業種に応募する際は「職歴」や「活かせる能力」のアピール度が低いことが考えられます。その場合、採用担当者が気になるのは「なぜ転換を希望するのか?」「志望の動機」が重要になるようです。

業種によりますが、職業転換者を拒むことばかりでもないようです。この場合「志望の動機(いわば理由)」の項目にボリュームを持たせ、目につきやすい文書の前半や上の方に記載し「意欲」が伝わるようにしましょう。

作成できたら

客観的な目で確認することをお勧めします。独りよがりなパンフレットになっていないか、他者に確認、添削してもらいましょう。誤字、脱字、ポカミスを防げます。良い職経歴書を作成し、書類選考を突破しましょう。応援しています。