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企業の採用担当者だって優秀な人材を完璧に見抜くことはできない!?

優秀な人材って、どんな判断基準で見抜くことができるのでしょうか?もちろん企業によって求める人材は異なってくるので、各企業によって判断基準はまちまちです。ある程度、キャリアのある中途採用者を評価するなら、まだ判断する材料があるので、採用か不採用かを決めるのは意外に容易かもしれません。

しかし、新卒者ともなると話は別です。過去のキャリアや職歴もゼロなので、どのような点で優秀な人材か、判断することが非常に難しいのです。実際に人事部の採用担当者が新卒者を評価する際、どのような基準で判断しているのでしょうか?

テストじゃ分からないことばかり

一般常識テストや適性テストなどがありますが、そのようなテスト結果で本当に優秀な人材かを判断することは難しいでしょう。その業界で使える資格を取得している場合は、それなりのプラスにはなりますが、それだけで内定がもらえるほど、最近の就職は甘くありません。

採用担当者はどのような点を重視しているのでしょうか?採用担当者が最も重視している点は、面接での雰囲気です。面接での雰囲気と言ってしまうと、なんだか、曖昧な感じで評価されてしまう?なんて思ってしまう人も多いと思いますが、実際には雰囲気や第一印象などが重視されることが多いのです。

どれだけ優秀な成績で学歴があっても、暗い表情で声も小さくて何を言っているのか分からないような人材が、採用されることはないのです。やはり、清潔感があって元気がよくて表情も明るい学生を採用したい!と誰だって思うのです。

つまり、テストで良い成績が出せなくても、学歴がなくても資格がなくても、面接で好印象を与えることができれば、いくらでも内定をもらえるチャンスがあるということです。

要するに、一般常識テストや適性テストだけで、1人1人のヒューマンスキルを量ることなんてできないということです。就職試験において、いかに面接が重要なのかお分かりいただけたことでしょう。

最も効果的な面接対策とは?

最も効果的な面接対策は、自己分析をした上で、最後に第三者の目から分析してもらうことです。完璧な面接対策をするためには自己分析だけでは足りません。面接で落とされてしまう原因は、第三者から見た自分の評価がずれてしまっているからです。

誰だって自分にはどうしても甘くなってしまうので、実際よりも甘い評価になってしまうのです。第三者に分析を頼む時は、厳しく評価してくれる相手じゃないと意味がありません。

家族や友達などでは、ちゃんとした分析結果を得ることができないので、時間と手間はかかりますが、学校の先生や、既に社会人として働いている先輩に分析してもらいましょう。厳しい評価をしてもらうことで、初めて、自分の弱点に気付くことができるのです。その弱点を克服することで、万全な面接対策をすることができるのです。

面接で見た目は重要!?

面接において見た目は重要です。「人は見た目で判断してはいけません」なんていう理論は、就職試験の現場では通用しないのです。採用担当者も1人の人間なので、自分の生きてきた価値観や固定概念の中で、安易な判断をしてしまうことがあるのです。

不潔そう・・・不健康そう・・・という悪い見た目の印象を与えてしまうことで、最初からマイナススタートになってしまうことがあるのです。持って生まれた顔や体型を変えることはできませんが、清潔で元気に見せるぐらいの努力は、誰にだってできるはずです。

髪の毛を短く切り、クリーニングに出したてのスーツとワイシャツを着て、爪をキレイに切って、靴を磨く。たったこれだけでも清潔感を出すことができるのです。大きな声で挨拶するだけでも、健康的な印象を与えることができるのです。