自己啓発は実践してナンボ！職場は実践フィールドです！

最近沢山の自己啓発本が書店に並んでします。そして、多くの人が自分を磨こうとそれらの本を読むのですが、残念ながらそれが活かされている人はごく一部。自分磨きは実践してこそナンボ！職場を実践の場にしてみましょう！

自分を変えたいとか、自分をもっと良くしたいと思って自己啓発関係の本を買う方が増えてきている様です。そういう本を買う方が単純に増えている事も有るのでしょうが、そういう本自体が増えているというからかも知れません。

しかし、本を買って終わりの人、本を読んで終わりの人、ちょっと実践して終わりの人と、なかなか継続して本に書かれてある事を実践している人は少ないようです。

とりあえず本を買った

自分を変えよう、良くしようと思って、何となく良さげな本を購入し、買っただけで満足して読まずに家に積んでいる人がいます。こういう本を買う人は本当に沢山いるのですが、買うだけ買って読む時間が無いという人も多い様ですね。

自分を変えようと思ったきっかけや気持ちを大切にして、少なくとも自分が買った本に何が書いてあるのかを先ず知りましょう。自分にプラスの時間であれば忙しくても取るべきだと思います。

とりあえず本を読んだ

最も多いのがこのタイプの方々です。とりあえず本を読んだという方。本を読んだ、理解したので、生きる知恵に関する知識だけは豊富な人が時々いらっしゃいます。しかし、その人の発言は全て本の受け売り。結局実践をしていないので説得力が無いのです。

本は野球で例えるとバットの振り方やピッチャーの投球フォームの解説書と同じです。いくら本に書いてある事を頭に叩き込んでも、本を読んだだけでいきなりホームランを打つことは出来ませんよね。

投球フォームの本を読んだだけでいきなり１５０キロの剛速球を投げる事は出来ませんよね。練習しなければ野球が上達しないのと同じように、自己啓発も実践しなければ何の役にも立ちません。

とりあえず本を実践してみた

本に書かれている事をとりあえず実践してみたあなたは本当に素晴らしいと思います。やはり何でも行動が大切。本で知識や知恵を得ただけでなく、それを実践した事には素晴らしい価値が有ります。

本は実践する事を前提に書いてありますし、実践して成功体験をすれば、更なる行動につながります。ですから、実践する事によって良い循環を生み出すことが出来る訳です。ですので、本で読んだ事を行動に移すという壁を乗り越えてください。

しかしながら、ちょっと実践して終わりというのも勿体ないです。先ほどの野球の例でいうと、三日間だけ練習しても上手くなりませんよね。毎日習慣的に練習を積み重ねてこそ上手くなるものです。

実践している事を続けてみた

実践している事を続けているあなたは必ず良い様に変われるはずです。きっと実践を続けている方は、もう何度も奇跡的な体験をしているはずです。本当に奇跡なのかどうかは別として、奇跡に感じる様な体験をされているはずです。

実践を継続させるには習慣化する事が大切です。習慣化させるには、何をするか、あなたに合った無理のない方法で実践をし、それを徹底する事です。

例えば、実践しようとしている内容をちゃんと紙や手帳に書いておくとか、実践に対するプランニングやスケジューリングをちゃんと立てておく事が大切です。携帯のリマインド機能を使って決まった時間に自分宛に警鐘のメッセージを送る様な工夫も面白いかと思います。前向きな文面で送る事がポイントです。

また、習慣を変えるには３週間かかると言われていますから、自分が実践しようとする内容を３週間のチェックシートを作ってチェックし、続かなかったらまた１日目からやり直しと言うような、徹底した管理も必要です。

なるべく負担の無い方法というのも無理なく続けられるポイントですから、最初に実践プログラムを作る時の工夫が一番重要な部分なのかも知れません。ご自身の変わりたい、良くなりたいという欲求から出てきている事なのですから、そういうプログラムを立てている時は、とてもワクワクするはずです。

ワクワクしない内容でしたら、やり直した方がいいという指標にもなります。実際に実践している時も、ワクワクしている内容でないと、あなたに変化を生むことは難しいでしょう。ワクワクした気持ちでプランニングし、ワクワクした気持ちで実践を繰り返す。ここまで来て初めて本を買った本当の意味が有るんだという風に思ってください。

そして、意外にもその実践の場でオススメなのが職場。職場は常にスキルアップや感情の捉え方にさらされている場所ですから、とても実践の効果を試しやすいのです。そう思うと大変な仕事も単なる実践。嫌な仕事も好きになるかも知れませんよ。