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君は就活難民になりたい?大学時代にやっておくべきこととは?

本当の意味での人生の出発点とも言える就職活動。グローバル化が進む中、就職活動の視点は国内企業に捕らわれず、今や世界規模で考えなくてはならない時代に突入しました。

就職を希望する日本人の方々にとって、就職先の選択肢が広がる事は歓迎すべきことと言えます。

その反面、採用する企業側は、今や日本国内の人材だけでなく、世界規模で人材を募集する事が可能になり、日本国内の大学在学中の方々や第2新卒の方々、そして転職を希望する方々にとってはより狭き門となっています。

このような現実に直面している大学生の方々は、「就活難民」とならないために、「大学時代に何をやっておけば良いのか?」、「どんなことを体験しておけば有利になるのか?」などについて悩んでいる事と思います。今回は、「君は就活難民になりたいですか?なりたくなければ、大学時代にやっておくべきこととは?」をテーマに考えてみたいと思います。

第1に、「家族への感謝の気持ちを醸成する」ことが必要です。社会を構成しているのは肉親の集合体である「家族」です。その家族を大切にしていると言う事は、企業にとっては、「信頼に足る深い人間性を持った人間」との評価につながります。

次に、「生涯に渡って親しめ、取り組める趣味を持つ」事です。これは充分吟味を重ねて探し出すことが必要です。企業としては、そう言った趣味を持つ人間は、仕事とプライベートをしっかりと分けて考えることが出来る人間だと評価します。また、仕事でのストレスを発散できる場を持っていると言う判断もします。

第3には、「尊敬できる偉人」を見つけることです。企業としては、「この人はこう言う偉人を自分の人間像として考え、到達しようとしているのだな」と考えて評価します。

第4には、第3の事柄と連動しますが、読書の習慣を身に付けておくことです。それもH系の本から心理学や哲学、そして歴史書までと、謂わば、乱読の習慣を身に付けておく必要があります。この事は企業にとって「この人間は調査能力と分析能力が備わっているな。」と言う評価を得る事になります。

第5には「親友を創る、そして彼女(彼氏)を創る」と言う点が挙げられます。これは企業側から見ると、コミュニケーション能力の有無を判断する材料となります。コミュニケーション能力は、社会人となり仕事に携わった折には、最も重要な基礎能力となりますので、是非実現できるようにして下さい。

第6には、インターンシップ生としての体験、若しくはアルバイト経験を重視します。学生の身と言えども、インターンシップ生であり或いはアルバイト社員であれば、社会人としての常識と言動を求められます。インターンシップやアルバイトを経験した人に対して企業側は、「社会人としての最低限の常識と知識を備えた人間だ」と判断します。

7番目としては、企業の面接時の質問にも多用されることが多くなった事柄ですが、「大学時代の早い内に100万円を貯めて、それを一気に派手に使い切る経験」をすることです。もちろん学業に支障をきたすようなお金の貯め方や、法に触れるようなやり方をしてはいけません。

企業側はこの事柄について「この人間はお金を稼ぎ貯める事の苦労を知っている。そして、100万円と言う大金がいかに簡単に浪費出来るかを身に染みて知っている。この人間はお金の大切さを熟知している。」と評価します。

最後になりますが、「聴講生として他の大学で専攻科目以外の講義を聴講する事」や「サークル活動をしていたか否か」などが採用に際しての判断材料となります。

いかがですか?言われてみれば「何だ?」と思われる方が多いと思います。しかし、技術は進歩しても、人が人を判断して評価する手法や事柄に変わりはありません。復習の意味を兼ねて、再度自分の現状を把握し、これらを実践して下さい。