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「就活が辛い、モチベーションが上がらない」どうしてもやるべき?

就活が辛い!もうやりたくない!と思ったことはありませんか?まだ就活をしたことがなくて、敬遠している人もいれば、何ヶ月も就活をしていて、もう嫌だという人もいるでしょう。来年は大学4年生だけど、どうしても就活しなくちゃダメだろうか、とか。もう半年就活してるけど、一向に内定がもらえなくて、精神的に病みそうだ、とか。そんなときに、無理やりにでも就活をするべきなのでしょうか。

就活が辛い、のは何故?

就活って、何故辛いのでしょう。まずは、内定までの距離がどのくらいかが見えないから。どこまで走ればいいのか、ペース配分も分からないし、先が見えないので精神的に苦しいです。次に、周りがどんどん決まってくる時期、追い込まれますね。自分だけ決まらない焦りと、ずっと決まらなかったらどうしよう、という不安。そして、自分はダメな奴なんじゃないか、という絶望感でしょうか。

何社も受けては、全て内定がもらえず、どんどん自信が失われていきます。そんな焦り・不安・絶望など負の感情のスパイラルに陥ること数回。ネガティブな思考から抜け出せず、就活が嫌になるという人は、少なからずいるでしょう。かくいう私もその1人でした。無事社会人になれても、「受験はもう一度やってもいいけど、就活はもう二度とやりたくない」なんて言う人は多数存在します。

会社側の言う「合わなかっただけなので、気を落とさずに」は嘘じゃない

実のところ、就活は会社との「相性」がかなり大部分を占めています。当然、最低限の能力は大前提ですが。しかし、筆記試験や時事問題などは、就活をするにあたって大体の人が多少は勉強しますし、就活期間が長引けば長引く程、そういった問題には慣れてきます。新卒に専門的なスキルを求める企業は多くありませんし、スキルの問題ではないと考えられます。

実際に、「企業が学生に求めるポイント」では、成績や部活やバイトの経験値よりも、相性や努力や姿勢の方が求められていると言われています。よって、「相性」が合わなかっただけ、という企業の言い分は、嘘ではないのです。ただし、自分の個性をアピールできなかった、などの問題はあるとは思います。

余裕があるなら先送りは、アリ!

とはいえ、一度ネガティブ思考に陥ると、就活が終わらない限り、浮上することは簡単ではありません。正攻法とは言えませんが、余裕があるなら、次の年、あるいはもう少し先に問題を先送りにするのは、悪くありません。どういうことか?留学をしたり、大学院に行ったり、1年卒業を見送ってインターンを活用して経験を積んだり、といったところでしょうか。

ちなみに、今ではなくともいずれ就活をするつもりなら、就職浪人はお勧めしません。やはり「新卒」はブランドなので、就活するつもりなら、簡単に手放すのは勿体ありません。1年留学して、「留学していたので1年遅れています」なら言い訳に困りません。何か得られるものがあったなら、それを自分の強みにもできます。

まぁしかし、1年大学に残るのも、大学院に行くのもお金は少なからずかかりますし、簡単に決められることではありません。その年に就活をしなければならないなら、1ヶ月、無理なら1週間でも就活から離れて、ネガティブスパイラルから脱しましょう。暗い顔で何度も面接に行くよりも、明るい顔で受けた方が当然印象は良くなります。

就活をする必要性とは

就活をすることは、今では当たり前のようになっています。例えば、学校での進級のように。内定がもらえないのは、進級できない落ちこぼれのような気がしてしまい、余計気持ちが沈んでしまうのではないでしょうか。

そんな時は一度就活から離れて、改めて考えてみましょう。就活は何故必要なのか。仕事をするためです。仕事は何故必要なのか。生活する為です。逆に言えば、生活できれば就活じゃなくてもいいのです。

世間一般でいえばまだまだ珍しいスタイルかもしれませんが、ワークスタイルも多様化している時代。1年もかけて一生懸命就職活動をしたところで、半年や1年で辞める場合だってあるのです。そう考えて、もう少し気楽にやりましょう。多少開き直って明るくいけば、意外とあっさり受かったりするし、意外な方から声がかかったりするものです。