効率アップ!最適な資格の勉強場所の選び方
資格の勉強を始めた時に困るのが勉強場所です。社会人であれば自宅に勉強スペース自体確保が難しい人もいます。かといって、図書館も毎日行くわけにもいかなず悩ましい限りです。
学生であっても、日々の勉強に友達との約束があります。学校で資格の勉強をしようにも友達がいる手前、なかなか捗らないということはよくあることです。それだけに確実に勉強できるスペースを確保しておきたいのです。
勉強場所は人それぞれ
勉強場所を選ぶのにおいてもっとも重要なのはどれだけ勉強が進むか、ということです。勉強が進むのであればどのような環境であってもいいのです。勉強が進めばいい、そのために必要な要素は限られます。
- 集中できる
- 自分の勉強方法ができる
- 邪魔されない
この3つがそろえば大抵の人は勉強が進むのです。そしてこの3つを満たす場所を見つけるのが非常に難しいのです。せっかく資格試験を受験するというモチベーションがあるうちに自分の最適な勉強場所を見つけましょう。
むしろこの3要素が揃えばどこであっても勉強ができる空間なのです。今までは机に向かって「さあ始めよう」と思わなければ始められなかった勉強も他の場所でもできると気付くことができます。
自分が集中できる場所
自分がそこに行くだけで集中できる場所とはどこでしょうか。この見つけ方は意外と簡単です。自分が一番メールをする場所です。メールをしない人は本や漫画を一番読む場所が自分が集中できる場所なのです。
図書館で本を読むとすらすら読める人であれば図書館になります。電車でメールの文章を作りやすい人は電車内というように簡単に見つけることができます。意外と日常生活の中でも集中している場面はあるのです。
ここでなるべく集中しやすいと感じている場所を多く見つけておきましょう。勉強は1か所だけでするものではなく、空いた時間でもできるからです。資格試験のようにどれだけ勉強しても損がないようなものであれば、勉強場所が多ければ多いほど良いのです。
自分の勉強方法ができる
集中できる場所を見つけたとしても、自分に適した勉強方法ができるかどうかというのが問題です。資格試験では知識を覚えるインプットと問題を解くアウトプットの両方が必要です。
今までにしてきた勉強方法、たとえば単語帳を作って何度も読み返したり、蛍光ペンで線を引き解説を書き込むといったものがあります。その勉強方法ができるのであれば勉強場所として最適なのです。
とはいえ、電車内で演習問題を解くわけにもいきませんから、他の場所を見つけなければなりません。その時には、演習問題で鉛筆を走らせても大丈夫なところを優先的に探すのです。集中できる場所を探すときに、勉強場所の候補を何種類も用意しておけば勉強場所に困ることはありません。
資格試験で必要とされる知識量は圧倒的に暗記に頼るところが大きいです。そして暗記のためには一般的な記憶力の持ち主であれば多くの時間が必要になります。
そのため自分が集中して暗記に適した勉強法ができそうなところを複数用意しておけば合格のために必要な勉強量を確保できるのです。
邪魔されない
最も大事な要素が邪魔されないということ。勉強場所で友人に会って話が弾む、工事の騒音が聞こえてくるようになり気が散るといった理由で勉強の邪魔が入るのはやむを得ないことです。
そのリスクを下げておくことが合格への近道なのです。資格試験は試験日までのリミットがはっきりしているものが多いので、勉強時間が確保できないと次第に焦りが生まれ効率が落ちるものです。
自身が資格のために頑張って勉強していることを他人は知りません。だからこそ友人たちは悪意なく話しかけたりしてしまうのです。邪魔されないためには、最低限でも友人には資格勉強を始めたことを伝えておいた方が良いのです。
集中力は一旦途切れると再び集中するまでには時間がかかると言われています。だからこそ、一度勉強を始めた際にはキリのいいところまで一気に勉強しておきたいのです。
資格合格のためにできること
3要素すべてが当てはまる勉強場所を確保したからと言って絶対に合格するとは限りません。勉強場所があり本人の努力があって始めて合格するのです。
資格試験はどれも全く勉強せずに合格するものはありません。地道に知識を詰め込み、演習問題を解いて理解が深まれば合格できるのです。そのために最適な環境を見つける方法を紹介しました。
これをきっかけに自分が見落としていた勉強場所を見つけることができます。そうすれば勉強できる場所が増え、勉強に避ける時間も増えることでしょう。勉強場所の工夫ひとつで合格へ近づけるのです。