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好きこそ物の上手なれ!楽しい資格試験勉強法は?

好きこそ物の上手なれ!楽しい資格試験勉強法は?

あなたは資格勉強にどのように楽しみを見出していますか?もともと自分の興味がある、勉強するのが苦でない物であれば楽しんで学習を進められるのでしょうが、実際には必要に迫られて資格試験の勉強を始めた人も少なく無いはず。

そんな人にとっては時にこれらの勉強は非常に苦痛なもの。今日はそんな資格試験をどのように楽しんで進めていけば良いのか考えてみましょう。

自分にご褒美をあげる

これは最も一般的な楽しみ方ではないでしょうか?この問題が解けたらスイーツが食べられる、この資格を取得したら賃金があがる、この資格をとったら旅行に行こう。

そんな風に自分を奮い立たせる人も多いでしょう。勉強自体にどうしても楽しみを見出せない場合は他のことに楽しみを見出してがんばろうということですね。

しかし、このような方法はストイックでないと持続しなかったりしてしまうので人によってはあまり効果的ではないことも多いでしょう。

遠回りしてみる

これは主に語学系の資格に有効な方法です。どうしても集中力が持続しない場合は教材を変えてみましょう。

語学系の資格であれば勉強の方法は何も試験対策本だけではありません。勉強している言語に触れましょう。勉強している言語なら何でもかまいません。その言語で書かれた文章、その言語の音声などなど言語に触れてみるだけでも十分な勉強になります。

例えば音楽が趣味の方であればその国のアーティストの楽曲を聞いてみたりすることはリスニングにも繋がります。歌詞などを和訳したりすることは読解力に繋がります。

スポーツが好きな人であれば海外のニュースサイトを利用してスポーツに関する記事に触れることもできるでしょう。SNSなどを通してその国の人とコミュニケーションを計って語学力を向上させることも可能です。インターネットさえあれば様々な言語に触れることのできる現代ならではの勉強方法と言えるでしょう。

こと言語に関してはただただ資格試験の本とにらめっこしているだけでは身に付きません。座学の勉強も欠かすことのできない基礎体力ではありますが、素振りや腕立て伏せはあくまで基礎。ガンガン使っていくことによって本当の意味で言語が身に付いたと言えるでしょう。

テキストや勉強する内容に仕掛けをしてみよう

どんなに一生懸命勉強していてもその勉強を楽しんでいる人にはゆとりがあります。楽しんでいる時にはいっぱいいっぱいというよりはある程度の余裕が生まれているもの。

そこで勉強にゆとりを持たせるような仕組みを考えることも勉強を楽しむ為のコツだと言えるでしょう。

例えば語呂合わせ。どうしても覚えられない物は必死さを捨てて語感やリズムで捉えてオリジナルの覚え方を考えてみましょう。

受験勉強の歴史などにおいては良く用いられている方法ですが意外と自分で考えた語呂は忘れにくい物です。「何か良いフレーズは無いかな」と考えるだけでもあなたの印象に残りやすくなるはずです。

また、一緒に資格取得を目指す仲間がいる場合はそれらを共有してみましょう。軽い気持ちで語呂を共有すると、その人と話したことがよりあなたの記憶に刻み込まれ、暗記の手助けとなるでしょう。友人の語呂で良い物があれば採用させてもらうこともできます。

参考書などにオリジナルのキャラクターなどを登場させたり、落書きをしたりしてみましょう。一見、落書きは不真面目な行為に見えますがこうしたキャラクターを登場させることで心にゆとりを持たせるだけではなく、吹き出しに自分のコメントなどを書き込むことで理解の促進にも繋がります。勉強内容を楽しむには自分にゆとりを持たせるような勉強方法を考えてみましょう。

資格取得の為に講義や講座を受講している人であれば、参考書やテキストに講師の余談などを書き取るようにしましょう。

これらの余談は多くの場合、学習内容に全くと言っていいほど関係ありません。しかし、そんな余談を書き取ることによって復習でノートを見返した際に講義の内容を記憶として思い出しやすくなるのです。学習内容に関係のない事柄も記憶の引き出しにしておくことで復習の密度を上げてくれます。

自分の進歩を記そう

そもそも何故学習に楽しみを見出すことができないのでしょうか?それは多くの人が「できない」や「できなかった」ということを一番の印象として抱いてしまうからです。しかし、実際勉強して見るとその日の学習の大部分が「できた」「わかった」で占められているのです。

そこで、一日の学習の最後にそうしたコメントを日付とともにノートに書いてみましょう。そうすることでポジティブな振り返りをすることができ、次回の勉強を始める前に楽しい気持ちで勉強を始めることができます。

少しずつ進歩すると言う行為を楽しむ為には驚きや充実感を感じるのが一番です。試験に向けての不足している要素を考えることも大切ですが。より大切な物は自分が前進していることを実感できるポジティブなモチベーションなのです。楽しむには気持ちが前を向いていなければ話になりません。どうせやるなら明るい気持ちで臨みましょう。