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転職成功の第一歩になる「求人情報」を読み解く秘訣を伝授!

転職活動を始める最初の一歩は自分に合った求人情報を探すこと。とはいえむやみやたらに情報を多く集めれば良いという訳ではありません。いかに自分に合った情報を選択できるかが成功のカギです。ここでは、求人情報を的確に読み解くワザをご紹介します。

まずは自分の希望をはっきりさせる

第一に職種や業種の的を絞りましょう。これまでの経験やスキル、仕事にやりがいを感じたときの具体的な状況、友人やエージェントに客観的な意見で自己分析を重ねて適性を見極めることが大切です。

職種や業種が決まってきたら業界研究をしっかり行うことが次のステップ。ベンチャー企業が多い業界なのか、大手企業の参入が続く成長分野かなどで、自分の応募する企業のカラーが見えてきます。

求人情報のワードから読み解く企業の個性

近年、求人情報には仕事の概要だけではなく、必要な技術や経験、福利厚生の具体的な内容などが細かく書かれていることが多くなりました。そして年齢のしばりも段々ゆるくなっているようです。

それは年齢に関わらず適性や熱意のある人に応募してほしいという企業が増えているからです。求人票に書かれた企業からの「こういう人と働きたい」というメッセージを読み解いて、本当に自分に合った職場を探していきましょう。

具体的な文言とそこから考えられる企業の特徴は、

  • 「社会人経験1年以上」「平均年齢28歳」・・・若い人が多い職場で、ベンチャー企業などが多い。チャレンジ精神が伝わる応募書類をつくったり、面接ではフレッシュな印象が伝わる言動の準備を。
  • 「育児サポート制度が充実」・・・出産後も働きやすい環境の可能性が高い。長いキャリアプランを立てることができる。
  • 「月に○回程度、出張あり」・・・活動的であるエピソードや運動経験などを応募書類や面接でアピールしましょう。

募集対象から外れていても可能性がゼロではない

もちろん求人概要に記載されている内容には当てはまらない人が採用されるケースも多くあります。この会社で働いてみたいという強い希望があるなら、より一層綿密な企業研究を行いましょう。

そして自分を採用することで得られる企業側のメリット=自分の存在価値が発揮できる点を明確にして応募を。採用担当者に「確かにこういう人材が今の職場に求められているかも知れない」と思わせることができれば、きっと道は開けるはずです。

季節で動く求人市場も考慮に入れる

業種ごとの特徴があるので一概には言えませんが、求人情報が特に多く出る時期というのがあります。まずは1~3月は4月入社に向けて中途採用の市場が活気づきます。特に大手企業の大量採用の場合は、新卒の社員と一緒に新人研修を行えるという企業側のメリットもあるからです。

ただし「4月入社」というのは日本企業の場合なので、外資系企業への転職を希望する場合は当てはまらないことも多くあります。そして年度末を区切りに退職者が多く出る3月、ボーナス時期の6月・12月も求人情報が多くなります。