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賢い就活をするための鉄則『成功する5つの条件とは?』

就活を成功させるために絶対に必要な5つの条件について、ご紹介したいと思います。

条件①自分の中の成功を明確にする

成功の目標もなく熱意だけで就活を進めても、期待通りの結果を得ることはできません。そもそも、「このような結果が出せたら成功!」というラインを自分で理解していないと、何が成功かも分からないのです。

多くの学生は「内定をもらうことが成功」と考えていますが、これほど浅はかな考え方はないのです。就活において、内定をもらうことが最終目標ではないのです。就職後に、自分の理想的な将来をコツコツと築き上げることができた時、初めて成功したと思えるのです。

ただし、自分が成功だと思える道は、社会人になると毎年のようにコロコロと移り変わります。結婚をして家族ができると、尚更自分の中の成功はコロコロと変わります。自分の中の成功の定義が変わることは自然なことです。

逆に言えば、いつまでも変わらない成功の定義を持っている人は、同じ場所で同じ仕事と人生を繰り返しているだけで、成功への方向性が間違っている可能性が高いと言えるのです。

条件②自分をプレゼンする

自分の中の成功を明確にすることができたら、どうやって自分のセールスポイントをプレゼンするのか考えてみましょう。まず、就活をする上で自分を商品やサービスに例え、自分を貪欲に売り込む姿勢が何よりも大切です。

自分を商品やサービスに例えれば、欠陥があれば落とされてしまうのは確実なので、非常に分かりやすいのです。例えば、書類選考で的外れな自己PRや志望動機が書かれていたり、面接試験でヒゲや爪が伸びきって、髪の毛もボサボサで、スーツもワイシャツもしわだらけ、おまけに靴は汚れている・・・。

一方で、職務経歴書も事前に時間をかけてリサーチしたことを証明するような、クオリティの高いものに仕上がっており、面接でも清潔感があり大きな声で堂々と自信を持って回答できる人材だったら、どちらを採用したいと思いますか?

どんなに変わっている採用担当者でも、後者の人材を採用することでしょう。今の自分が売れそうもない商品やサービスなら、売れる商品やサービスになれるように、自分を磨き上げていけば良いのです。

本当に、商品やサービスだって努力すれば売れる商品に生まれ変わることができるのです。それが人間なら尚更、努力次第でダイヤの原石をダイヤに仕上げることができるのです。

条件③気配りができるか?

どのような仕事でも職種でも、気配りができる人は誰からも好かれるし、出世もできます。どれだけ仕事ができる優秀な人材でも、気配りができないと本当の意味で一流になることはできないのです。

就活においても気配りができる人材か、厳しくチェックが入るのです。例えば、会社訪問をした後で、担当者にお礼状を書くという当たり前の行動です。意外にも、これをしない学生さんが多いのです。

担当者は忙しい時間の中で、学生のために時間を作ってくれたのです。そのことに気付き、心からの感謝の気持ちを手紙であらわすことができれば、気配りの面での評価は非常に高くなるのです。

条件④良きライバルを作る

同じ業界に就職しようとしている仲間を1人でも多く見つけましょう。そして、飲み会でも良いので定期的に会って、お互いの情報交換をしましょう。情報交換をする時は、ケチケチせずに自分の持っている情報をすべて公開するのです。

そうすれば、敵対心を持つことなく、すべての情報を提供してくれるようになります。なぜ、このようなことが必要なのかというと、1人で集めることができる情報なんて限られているからです。

だからこそ、良きライバルを増やし、お互いがお互いを高めるような時間を作るべきなのです。自分の一方的な視点からでは発見することができなかったが、ライバルの存在のおかげで見つかるということも多々あるのです。

条件⑤仕事をする本来の目的を知る

仕事をする目的を考えると、「生活のため、お給料をもらうため、無職にならないため」といった普通の答えが出てしまうことでしょう。確かに、仕事をする目的は、給料をもらうためだったり、生活をしていくためだったりします。

しかし、それだけの目的では1つの仕事を長く続けること自体、苦痛以外のなにものでも無くなってしまうことでしょう。仕事をする本来の目的は、生活のためでも、給料のためでもありません。

自分のために自分が楽しいと思えることをするのです。最初から、自分にピッタリの楽しい仕事を見つけることはできません。なぜなら、社会経験がゼロの学生に、楽しい仕事を見つけろと言っても、それは無理な話だからです。

自分にピッタリの楽しい仕事は、社会人になってから見つかるものです。社会人として与えられた仕事を精一杯こなしていく中でしか、見つけることができないのです。