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新入社員必読!会社でより早く信頼を掴むための6つの心得

非正規雇用も増えている昨今、正社員の座を獲得するのは新卒といえども簡単なことではなかったはず。

やっと掴んだこのポジションで認められたい、と誰しもが思うことだろう。周囲から一目置かれるために、少し辛口の新人心得を確認しておこう。

靴と爪もピカピカに

みだしなみが大切なのは言うまでもないが、知らない間に見られてしまっているのが「爪」と「靴」だ。爪は名刺交換の際にどうしても目に留まる。男性の伸びた爪、黒い爪はマイナスポイントにしかなり得ない。靴の汚れも目立つ。毎日磨く習慣をつけたいものだ。

宴席の鍋料理に先に箸をつけない

宴会でのマナーは細かく言えばきりがないが、あまり浸透していないものとして「鍋料理は目上から箸をつける」を挙げておきたい。鍋の近くに座った若手社員がさっさと箸をつけ、上司が食べようと思った頃には残り物しかない、というのでは礼を失していると言わざるを得ない。酒の席とはいえ、立場の違いをわきまえてこそ皆で楽しむことができる。

休み時間は早めに切り上げる

リフレッシュは必要だが、時間ぎりぎりまで休んでしまっては、席に着くのが遅れたりして始業に支障が出る。休み時間はめいっぱい休まず、早めに切り上げて業務再開の準備に当てる。時間通りに仕事を再開できている姿は周囲に安心感を与えるだろう。

ビジネス用語は習うより慣れろ

職場では、あいみつとる(複数社から同物件についての見積をとる)、けいつね(経常利益)、リスケ(日程の再調整)、プロパー(正社員)、NR(直帰)など中途半端な英語や略語が飛び交っている。これらの言葉には早く馴染む努力をすべきだろう。分からなければ先輩社員に確認すればよいが、何度も聞き直しては信頼を損なう。

名前は正確に

当然のことのようだが、事の重大さを認識できていない若手も多い。社名の後株か前株かなど確認せずにメールに記載しているケースが目立つ。ささいなことのようだが、先方にとってみれば大変な不快感がある。「斉藤」「斎藤」、「波多野」「羽田野」など漢字の違いも名刺できちんと確認しておくべきだ。

有給休暇をガツガツとらない

有給休暇は正当な権利ではあるけれど、休暇中も仕事は動くのだから、周囲の負担は増える。自分勝手に休んでしまっては配慮に欠けるだろう。月曜日や金曜日に休んで3連休にしたい気持ちは分かるが、あまり好ましい事ではないだろう。特に新人の間は仕事面で一人前とは言えない以上、休暇取得の日程については周りに迷惑がかからないよう考えたい。

「ゆとり教育世代」として一括りにされがちだが、素直で見所のある新入社員も多い。焦らず謙虚に先輩の言葉に耳を傾け、大きく成長して欲しい。