• RSS

知ってましたか?就職面接では採用担当者だって不安なんです・・・

就職面接に挑む学生の多くは、かなり緊張してしまうことでしょう。絶対に内定が欲しい第一志望の面接なら、尚更、ガチガチに緊張してしまうかもしれません。面接は書類選考と違って、実際に企業の採用担当者と目を合わせるのですから、緊張しないほうがおかしいのです。

しかし、程よい緊張は印象をよくするので、まったく緊張もせずに饒舌に自分をアピールできる学生よりも、多少の緊張が伝わるほうが、採用担当者に与える印象もよくなるのです。

面接官は敵ではありません!

「面接官は採用する気持ちよりも不採用にしてやろう!という気持ちのほうが強い」なんて言われていますが、私は決してそんなことはないと思います。落とされてしまうかも・・・という気持ちが強くなると、どうしても面接官が敵に見えてしまう学生さんが多いのは事実です。

しかし、実際は、面接官だって「良い人材と出会いたい!見つけたい!」というポジティブな気持ちで面接に臨んでいるのです。つまり、面接官も採用担当者も決して、最初から落とそうという考えで面接をしているわけではないということです。

採用担当者だって不安なんです・・・

採用担当者の気持ちになって考えることって、なかなかできないでしょうから、分からないのが当然ですが、実は、採用担当者だって不安な気持ちでいっぱいなのです。採用担当者からすれば、「この人と一緒に働きたい!」と思って採用しても、他のもっといい企業に持っていかれてしまうのでは・・・?という不安な気持ちがあるのです。

また、採用して入社してもらっても、当社の人間と肌や空気が合うだろうか?人間関係に悩んで出社拒否なんてことにならないだろうか・・・?という不安も出てくるのです。つまり、応募する学生と同じように、採用担当者も不安でいっぱいなのです。

どれだけ人事経験のあるベテランの採用担当者でも、1度や2度の面接で、その人のすべてを理解し、能力や人間性までも見抜くことはできないのです。結局のところ、最終面接ではその人の雰囲気や熱意で、最終的な採用が決まるのです。

ということは、なんとか最終面接まで漕ぎつくことができれば、あとは雰囲気や熱意などのヒューマンスキルでも十分に勝負できるということです。

なんだか安心しませんか!?

「なんだ・・・採用担当者だって不安なのか?」ということを知ると、なんだか安心しませんか?応募者だけが緊張や不安に悩まされていると思うと、なんだか、面接官や採用担当者から上目線で監視されているような気持ちになってしまいますが、少なからず、同じような不安や悩みを持っていると知ることができれば、気持ち的にも楽になるのです。

要するに、採用をつかむためには、面接官や採用担当者の不安を解消することができる、面接での振舞いやアピールの仕方を徹底的にプランニングすることが重要ということです。どれだけ面接の準備や万全な面接対策ができたか?それが勝負を決める鍵となるのです。

面接で採用を勝ち取るために必要なこと

面接で採用を勝ち取るために必要なことは、何としてでも最終面接まで残ることです。最終面接まで残るためには、大前提として他のライバルに負けないほど徹底的に企業研究をしておくことが必要となります。

企業研究が足りていない・・・と採用担当者に判断されてしまった時点で、落とされてしまうのです。なぜなら、真剣に就職したい気持ちがあるなら、何ヶ月もかけて企業研究を徹底的にしてくるのは当たり前のことだからです。

調べれば分かるようなことを面接で質問されて回答できない・・・なんてことがないように、企業研究に費やす時間を惜しまないようにしましょう。最終面接に進むことができたら、自分の1番の魅力と情熱と仕事に対する姿勢を、シンプルに分かりやすく伝えましょう。

強敵となるライバルが少なくて、あなたが求められている人材にマッチしていれば、それだけで採用を勝ち取ることができるでしょう。しかし、もし、強敵となるライバルがいるなら、それだけのアピールでは足りません。

是非とも、ライバルの上をいく回答をしてみましょう。採用担当者は、魅力や情熱や仕事に対する姿勢にも興味を持っていますが、それ以上に、実際に現場で働く上で絶対に不可欠な耐性を、どれだけ持っているのか?知りたいのです。

仕事に対する耐性、つまり忍耐力やタフなメンタルをアピールするためには、業務内容の辛くて厳しい部分に目を向ける必要があります。それを知るためには、現場に出向き実際に働いている社員に話を聞くのが1番です。

自分の耳で話を聞き、仕事のデメリットの部分も理解した上で、自分の魅力と同時に耐性も伝えることができれば、ライバルの上をいく高い評価をもらうことができるのです。