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履歴書、面接で通る!志望動機の書き方、伝え方

履歴書、面接で通る!志望動機の書き方、伝え方

就職試験で大切なことは、志望動機を以下に上手く企業に伝えられるかです。そもそもあなたは本当にその企業で働きたいと思っていますか?他の企業でもいいのではないのですか?なぜ働きたいのか、具体的に説明することはできますか?

就職試験で採用される志望動機の極意をお伝えしたいと思います。

志望動機で伝えること

志望動機で伝えることは2つです。

  • 自分はどんな人間であるか。
  • 自分はどうしてその企業に入りたいのか。

1つ目の自分はどんな人間であるか、と、2つ目の自分はどうしてその企業に入りたいのか、の内容が一致すると、人を納得させる志望動機になります。

自分はどんな人間であるか

自分はどんな人間であるか、考えてみたことはありますか。自分が思い描いている自分像と人から見た自分像は異なっているかもしれません。自分を客観的に見ることは難しいのですが、自分がどんな人間か説得力を持って伝える方法があります。その方法は自分史を作成することです。

自分史とは、自分が生まれてからどのような学校に就学したのか、どのような部活・サークルに加入してきたのか、どのようなバイトをしてきたのか。それらをまず書き出していきます。

そして、その過程で、自分はどのようなことに興味があり、学校、部活・サークル、バイトを選択してきたのかも書き足していきます。そうすると自分の興味があることが明確になってきます。その興味と行動の延長が、志望企業と一致するということを面接官に伝えます。これで志望業種、志望職種の動機を説得力を持って面接管に伝えることが出来ます。

自分はどうしてその企業に入りたいのか

ひとつの業種、職種の中でも、企業はたくさんあります。あなたはどうして数ある企業の中でもその会社に就職したいのかを面接官に伝えなければなりません。伝えるためには2つのことを行わなければなりません。

  • 自分史の延長での志望動機を考えること
  • 企業研究をし、他社との違いを見つけること

1つ目は、自分史の延長での志望動機を考えることです。「自分はこのような人間なので、このようなことが出来る御社を希望します。」と伝えます。2つ目は、企業研究をし、他社との違いを見つけることです。「私はこのような事業に将来携わりたいと考えていますが、このような事業を展開している会社は御社のみですので、今回志望いたしました。」と伝えられるぐらい、企業研究はしっかり行いましょう。

また、面接官も本気度を試すために、自社について質問をしてきます。しかもざっくり聞いてくるかもしれません。「あなたは弊社について、どのようなことをご存知ですか?」 面接は一発勝負です。すらすら言えるようにしっかりノートにまとめておきましょう。

履歴書の書き方

履歴書は手書きでなくて構いません。インターネットにフォームがあるのでダウンロードし、入力しましょう。履歴書は志望動機の欄があるものを用意し、きっちり丁寧に埋めましょう。このようなところも手を抜かないことで他の志望者との差別化を図ります。

面接での伝え方

面接で伝えるためには、まず志望動機を暗記する必要があります。30秒ぐらいで話せるようにまとめておきましょう。しかもすらすらテンポ良く伝える必要があります。しかし、記憶したからと言ってすらすらテンポ良く言えるようになるかというと、全くうまく言うことができません。

理由は緊張と本番の経験不足によるものです。「もうこの会社しかない!どうしても採用されたい!」という気持ちともに、緊張感もMAXになっていきます。そして、面接終了後に後悔の念が押し寄せてきます。「何でうまく言えなかったんだろう・・・」と。

それは本番の経験不足からです。毎日何十人とも面接をしている面接官よりうまく話すことは難しいです。しかし、毎日何十人とも面接をしている面接官は、面接自体が定型化してきます。よって、こちらも第一志望の企業を受ける前に練習で同業種の他企業で練習をしましょう。そして、面接官との面接をポンポンリズム良く進めていけるようになりましょう。気が合うと、あなたの印象もUPします。面接官も人間なので。

そして、過去の自分の流れから志望動機を伝えられれば、自分がどのような人間か伝えることも出来ます。また、何をやりたいのか、どうしてその会社でなければならないのかを説得力を持って伝えることができます。周囲の志望者は何をやりたいのか、自分のこともよくわかっていないかもしれません。あなたの話は充分、他の志望者に差をつけることが出来るでしょう。

心を込めた対応を

就職試験は社会人への第一歩です。社会人は一発勝負と印象と説明の繰り返しです。まさに毎日就職試験のような状況かもしれません。しかし、いきなり出来るわけではなく、そのための準備を丹念に行っています。あなたも準備と経験を重ねていけば、怖いものはなくなります。

そして、採用側も人間です。心が通えるような履歴書、面接を心がけてください。形だけのものは見透かされます。心を込めることが大事です。がんばってください!