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簡単そうな「テレアポ」の仕事。何故時給が高いのでしょうか?

働く時には、みなさん、何を基本に考えますか?

仕事内容、休みがあるか…いろいろな着眼点があるでしょうが、やっぱり時給、給料面が一番気になる所ではないでしょうか?時給のいいアルバイトっていう事になると、いろいろあるでしょうが、楽な仕事はないとは思います。

ガテン系(肉体労働全般)なんかは、確かに高いですが、明らかに体に負担がかかりますよね。夏は暑くて、冬は寒い…季節をもろに感じながら働かなければなりません。体力、気力、精神力が強靭でないとなりませんね。

今回は楽そうで時給の高い「テレフォンアポインター」のバイトについて考えてみました。だって「椅子に座って電話をかける」…簡単に説明すると、そういう事ですよね。

テレアポのバイト

そうです。要するに電話での勧誘です。家にいると、様々なジャンルの電話、かかってきませんか?勧誘がほとんどではないですか?その勧誘はだいたいがアルバイトの人がやっているもののようです。

普通のアルバイトよりも時給もいいので、ついそこで選んでやってしまう人もいるようで…。電話をかけるだけのバイト…と簡単に考えて始める人も多いようですが、はじめてみるとこれがなかなか大変のようです。

ノルマ

電話をして、まずは少しでも関心があるお客様がいたとしたら、その旨をこちらの担当者に伝え、その後、担当者が契約までこぎつけてくれて初めて契約として成立するわけです。

そうなって、1件いくらかのプラスはあるものの、たいした金額でもなく、そして、めったにそのような勧誘の電話なんかで契約はとれないものなのです。

契約は取れなくて当たり前…と面接のときに言われたりするようですが、そうは言われてもプレッシャーはあるようですね。

上司の眼

アルバイトとはいえ、社員の人からの容赦ないチェックがあるようです。ただ、電話をかければいいというわけではないからです。電話をかける…という事が目的ではなく、その後、契約に持ち込むことが目的だからです。

少しでも、そのきっかけ、糸口を見つけるのが電話で勧誘する側の仕事なのです。つまり、上司はその前提で高い時給を払っているバイト生の仕事ぶりを見ているわけですから、思ったほど生易しいものではないようです。

電話の相手

電話をかけるバイト側としても、相手の顔が見えないからまだいい…なんていう人もいるかもしれませんが、電話だから言いたい放題だという相手の人もいます。顔の見えない勧誘の仕事は、断られるのが当たり前だという気持ちでとにかく数をかけまくるようです。

しかし、かける分だけ相手の嫌なリアクションもたくさん味わうわけですから、ちょっとぐらい時給が高くても精神、気持ちがよほど強くないと、わりにあわないのではないでしょうか?優しく聞いてくれる年配の方もいるのですが、そんな人ばかりではありません。

すごい勢いで「ギャシャン!」という音を立てて受話器を切られたり、「忙しい時間に何電話してきてんだ!!」と怒鳴られたり…何度も何度もやられてみてください、気がおかしくなりますよねぇ。そういうストレスで、辞めてしまう人も少なくないようです。

時給が高いバイトって…

結局、そのような仕事は長くは続ける気持ちにならないのです。時給がいいというようなメリットよりも、精神的肉体的苦痛を与えられる方が大きいシェアを占めてしまい、辞めて普通の仕事をしよう、少しくらい安くても普通に働こう…という気持ちになるようなのです。

そのような仕事を続けられる人の精神力はものすごい!逆に、そういう事があるから時給が高いのでしょうね。何でもそうですが、身を持って体験するとわかるようですね!

精神力にあまり自信のない人は、時給の高く楽そうな仕事は、よーく考えてからした方がいいですよ!