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就活で必須のビジネスアイテム「腕時計」はブランド物でも大丈夫か?

本来は時刻を確認するためのツールが腕時計の役目ですが、ビジネスマンにとって腕時計が必須のビジネスアイテムとなっています。

ビジネスマンの腕時計の役割とは

取引先と約束の時間にお会いした時に、サッと時刻を確認してから話を始めると「時間を守っている」ことを相手に伝えることができます。ビジネスでは時間を守ることは、すなわち計画通りに物事を進める力があり、ひいては仕事ができる指針となるのです。

また商談の終盤になって腕時計で時刻を確認すれば「タイムリミットを迎えた」ことを相手に知らせることができます。「それではこの辺で…」と言うような間の悪い進め方をせずに、お互いに同意できるスマートな終了時間を確認できるのです。

ほかにもスーツやネクタイと同じようにビジネスファッションとしての機能もあり、単なる時刻を確認するだけの機能としてではなく、年齢や役職に合わせたモデルを腕に巻くことでビジネスファッションとして活用することができます。

就活生にとっても腕時計は必須アイテムとなります

就活をしている方たちにとっては、企業面接はビジネスマンになるためのスタート地点ですから相応の腕時計は必要でしょう。学生時代であれば携帯電話が時計やメモ帳の代わりにしている方が多いようですが、就活生はアナログ的であっても、腕に時計を巻き少し厚めのメモを常備した方が良いでしょう。

では、どんな腕時計が就活生にとって相応しいのでしょうか。時間だけを確認するのであれば、秒針が回るアナログ式よりも時刻が表示されるデジタル式の方が便利でしょう。でも就活生の場合には、デジタル式の時計よりもオーソドックスなアナログタイプの腕時計の方が良いのです。

古き慣習にとらわれず、若手経営者として躍進する企業のトップである社長は、ネクタイもせずに一般社会の慣習からは離脱したような振る舞いをしていても、社会が認知しているような企業があります。

「自由性」が確保された職場であろうことは十分に承知していても、就活時には黒のリクルートスーツを着用し、何年かぶりの落ち着いた髪形をして会社訪問をしているはずです。誰に強制されるわけでもなく個性を捨ててみなと同一になることが就活成功の鍵だと分っているはずなのです。

就活の王道はオーソドックスな形にあります

リクルートスーツ同様に、時計や筆記用具もオーソドックスなものが無難だと思います。個人的にはGショックのような多機能の時計や、ファッション性の高いブレスレット型のブランドの品や、高級ブランドでも良いとは思いますが、就活で必要とされているのは道具を使って個性を演出することではなく、言葉や態度で面接官にぶつかってチャンスを掴みとることです。決してアクセサリーで突出した演出をすること無く「本人勝負」ができるように準備をしておきましょう。

さて就活生が着用する腕時計にはどんなものがあるでしょう。現在の流行は、大きな文字盤に小さなタイムウォッチなどの時計がいくつか入っているクロノグラフや、高級感のあるブランド品ではないでしょうか。これらの時計のなかで時を刻む音がするものや、顔以外に印象が残るような時計は避けた方が良いでしょう。選考過程で「○○の時計をつけていた人」と言われるようでは失敗です。

もちろんスポーティなデジタル文字盤型やマニアックな多機能型は、リクルートスーツには似合うはずもなく、髪形同様に落ち着いたものを選ぶようにしましょう。

就活向きのオーソドックスな腕時計とは

できれば文字盤は大きめで黒地か白地またはグレー地を選び、素材はステンレスなどで衝撃に強く汗で酸化しにくいものが良いでしょう。またベルトも同色か黒系の落ち着いたものを選ぶか、ステンレス素材であれば艶消しになっている地金の色がビジネスマンとして相応しいアイテムとみられます。選ぶポイントは、カジュアルに見えない腕時計をさがすことです。

それと、面接を受ける会社の役員が身に付けているものよりも高いであろう金のロレックスや、キラキラしたブルガリなどはこれから面接を受ける就活生として論外です。

ビジネスの社会では、訪問先で分相応が分らない人間と評価されてしまい商談が上手くいくとは思われませんので、そんな時計をして得意先へ営業に出ることはできませんので、仮に面接時に着用していたら残念な結果になると思った方が良いでしょう。

たかが腕時計とは考えずに、就職必須アイテムと考えてビジネスマンに相応しいものを身に付けて面接に臨み、合格内定の一助になるよう活用してみてはいかがでしょう。