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「正しい努力」無しで内定は不可能!就活の準備における優先順位とは

内定を獲得するため、多くの就活生がその準備にたゆまぬ努力を続けていることでしょう。しかし、ちょっと待って!就活の準備にと貴重な時間を割き、必死の努力に間違いがあるなんてことはありませんか?

「何をやってもうまくいかない」「他の人は成果を少しずつ上げているのに、自分だけなんでだろう?」と悩んでいる人の努力には、何かしらの問題が必ずあるはずです。せっかくの努力を無駄にしないためには、何が原因で就活がスムーズに進まないのかを、早い段階で自覚しなければいけません。

内定を獲得するであろうその日から逆算し、あなたが置かれている今の状況から、その努力が本当に正しいのかを判断してください。この時点でやるべき重要な事が、他にあるのでは?

就活の準備に必要な努力って何?

就活の準備に必要な努力って何だと思いますか?努力を考える上で、最も重要となるのは「優先順位」です。今やるべきこと、後からでもできることの順番を間違わず、「正しい順序」で努力を重ねれば、内定獲得に繋がっている紐を、確実に自分の所に手繰り寄せることができるはずです。

「何をやってもうまくいかない」と感じている就活生と「着実に成果を出している」就活生とには、取り組む順序に大きな違いがあります。ちなみに、新卒者が内定獲得までの一般的な流れは、就活サイトへの登録、そして説明会への参加、ESの書き方対策や提出、グループディスカッションに面接となり、それに対する準備が、順次必要となってくるでしょう。

その準備に意味はある?

「就活がうまくいかない」そう感じている学生は、焦りの中で、一体何にもがいているのか?大抵の場合、TOEICや業界研究、さらにはボランティアに参加するといった、就活の準備にありがちな行動が確認できます。

しかし、焦りの中で努力しているこれらの準備に、意味があるのでしょうか?そして、それはこの段階でやるべきことなのでしょうか。確かに、就活では、自分の存在を強くアピールするため、これといった材料が必要となります。

ただ、就活に成功する人と、失敗する人の大きな違いは、「いつ材料を求めたか」です。就活に成功する人は、完璧な材料を整えるため、早い段階から準備をスタートさせています。

就職活動の時期とは程遠い入学当時から、英語を一生懸命学んだり、ボランティア活動にどっぷりとはまるなど、就活のためではなく、心からその行動を楽しんでいるはずです。本格的な就職活動のタイミングになった時は、自己PRに必要な材料が自然と整い、次のステップに向けた準備を確実に行っているのです。

ちなみに、各企業が求めているTOEICは800点以上、ボランティア活動の場合、数年以上の経験談を求めています。就活成功者は、長期にわたる取り組みの結果、企業の求めるラインに到達しているはず。

一方で、就活の時期が本格的に到来した時になって、初めて準備に焦っても、はたして企業の求めるだけの材料を手にできるだけの時間は残されているでしょうか。「就職に有利に働くであろう」材料を短期間で焦って手に入れようとしても、その浅はかな行動は、採用担当者にしっかり見抜かれてしまうでしょう。

学生の時期は、いろんな状況を楽しもう!

では、就活の準備で、まず初めにしなければいけない事とは?なぜボランティア活動の経験が、就活で必要とされているのかを考えてみるといいでしょう。採用担当者は、就活生がどんな学生時代をすごし、何に一生懸命になったのか、そしてその経験からどのような成長を遂げたのかを確認し、人間性を判断します。

「就活のため」の経験には、意味がありません。せっかく時間がたっぷりと使える学生時代なのですから、「就活のため」にだけ行動するのではなく、思う存分その時期を楽しんでください。大人になればなるだけ、自分に与えられた時間は限られてきます。学生の時期でしか経験できないことを、与えられた時間の分、徹底的に有効活用するのです。

国内外のボランティアにどっぷりとはまるもよし、英会話を堪能するも、ゲームにはまるのも、長期アルバイトに明け暮れるのもいいかもしれません。多くの人とたくさん接し、難しい事に積極的に向かい、幅広い経験をすることこそが、自分を誰かにアピールできるだけの人間に成長させてくれるのではないでしょうか。