ストレス社会です!ストレスへの考え方、対策とは?
最近の職場は従業員へ過度のストレスを与えることがあり、問題となっております。企業は利益を追求するために、コストを削減しようとします。その中には「人的コスト削減」も含まれています。
これは従業員に直接、影響を与えます。具体的な例としては、今まで3人で行ってきた仕事を2人でこなそうとしたり、賃金、ボーナスカット、いけないことですがサービス残業を強いられる職場もあるようです。
過度のストレスは病気になります!
よく、「ストレスが溜まる」と言いますが、「ストレス」について考えてみます。自分に対するよろしくない事柄や影響を「ストレッサー」と呼ぶようです。このストレッサーを跳ね返せている、消化できているうちは、いわゆる「ストレスが溜まる」ことはないでしょう。
しかし、過度のストレッサー(よろしくない事柄、影響)を受けると、それに対する反応が表れます。「ストレス反応」というやつです。これは身体に影響を与えます。ひどい場合は「胃腸の潰瘍」や「うつ病」の発症、うつ病から「自殺」につながるケースもあるようです。そうなっては「最悪」です。
ストレスは悪いことばかりではない!
過度のストレスはいけない事を前述しましたが、仕事を行う上で、うまく解消できるストレスは必要な場合があります。ストレスがあることによって、不便なことや、効率の悪いことを「改善」しようとするモチベーションが上がるからです。
これは職場での効率をよくする他、自分自身のレベルアップ、成長を促すことに結びつきます。逆に考えれば、ストレスがなければ成長しないということです。程良いストレスは必要となります。
ストレスへの対処法!どんな方法があるか?
ストレスへの対処法としては
- 耐えられる力を養うこと
- 改善しようと考えること
- 解消すること
- 回避すること
が、考えられ、レベルに応じて選択することをお勧めします。
まず、「耐える力」についてですが、少々のストレスにも耐えられないのは問題です。筋力アップと同様「耐える力」を養うことを考えましょう。いわば、トレーニングする姿勢が必要ということです。
次に、ストレスに耐えられない場合は「改善」することを考えましょう。仕事に例をとると、やり方を変えることにより、過度のストレスから逃れられる場合があります。改善する方法を模索しましょう。
次に、「解消」についてですが、仕事のストレスを「趣味で解消する」という話は、よく耳にします。そのまんまとなりますが、仕事でストレスが溜まった場合は、「楽しみ」で解消しましょう。しかし、お酒の飲みすぎには注意が必要です。余計にストレスが溜まることがあります。
次に、「回避」についてですが、ストレスが過度となり、身体に影響が出る場合は、逃げましょう。病気になっては仕事の継続は無理です。しかし、常に逃げることを優先的に考えては、耐える力が養えないこととなります。
うまくストレスとつきあえるかどうかは、昨今の職場において、仕事をこなす上での「技能」の1つと言えるかもしれません。