めざせバイリンガル!?語学をもっと楽しく学ぶコツ!
「勉強」と思うとイヤになってしまう人へ
海外へ旅行や出張に行くとき、心配になるものの一つが言葉ですよね。
簡単な英語ならわかっても、その他の言葉はからっきしという状態では不安なものです。
学校で教えてもらうにも時間や費用の問題もありますよね。
今回は、そんなときのために少しでも外国語に親しめる方法をご紹介します。
筆者の持論ですので、実際の効果については追求しないでくださいね。
外国から見ると、日本語もかなり難しい
本題の前に、日本語についてちょっとお話しましょう。
日本語は、漢字・カタカナ・ひらがなの3種類もの文字がある特殊な言語です。
日本で生まれ育つと全く違和感がありませんが、世界的に見るとこんな言葉は他にありません。
外国人の方が日本語を学ぼうとするとき、まず戸惑うポイントでもあります。
「話せても書けない」という人が多いようですね。
誰でも英語を3年間以上習っているのに「書けても話せない」日本人とは真逆ともいえます。
教本より頼りになるかも
日本人の良くない癖として、「完璧に話せないとダメと思っている」というものがあります。
この意識が強すぎるせいで、英語を習っていても話そうとしないんですね。
そしていざ必要になる頃にはすっかり忘れてしまっているという悪循環です。
そしてもう一つ、「まず書いて覚えようとする」ことも悪い癖のひとつです。
文法をきちんと覚えようとするのでしょうが、まだ何もわからないうちから堅苦しいことを詰め込もうとしてもイヤになってしまいますよね。
それに、子供向けの英会話教室を思い浮かべてください。
「isはbe動詞で、"~は"という意味があります」なんてやらないですよね。
筆談ができればうまく喋れなくても大丈夫、と思う人も多いでしょうが、それでは相手の言っていることを聞き取れません。
同じように筆談で返してもらうにしても、字が汚い人だったら読めなくて会話が途切れてしまうこともありえます。
ですので、まずは耳を慣らすことが大切です。
オススメは各言語の教本ではなく、CDつきの旅の会話ブック。
最初は聞き流しながら他の事をやっていても構いません。
だいたいの本は「こんにちは」などのあいさつから始まるでしょうから、まずそれを覚えましょう。
どこの国でもあいさつできれば会話を始められます。
トラブル時の言い方なども優先したいですね。
その次に覚えたいのは「私は日本人です」もしくは「日本から来ました」というフレーズ。
日本人が思っている以上に、親日的な国は多いので会話のきっかけになりますよ。
トルコだと親日過ぎて日本語を話す人もいるくらいです。
映画や音楽もオススメ
ある程度耳が慣れてきたら、その言葉が出てくる映画や音楽を聞いてみましょう。
これも最初は聞き流しておいて、あとからゆっくり見たり聞けば大丈夫です。
どちらかというと映画がいいかなと思います。
ジェスチャーや生活習慣なども見られますし、映像と一緒に聞くほうが記憶に残りやすいですからね。
その言葉を話すスポーツ選手や監督、芸能人などのインタビューを聞くのもオススメです。
もちろん好きな方で構いません。
インタビュアーが違う国の人だとだいたい英語になってしまいますが、同国人であれば母国語で喋るはずです。
始めのうちは早すぎて聞き取れなくても、慣れてくれば「今○○って言ったな」というようにわかってきますよ。
単語がいくつか拾えれば、会話の流れも読めてきます。
こうなるととても楽しく覚えられますよ。
楽しんだもの勝ち!?
言葉は生き物でもあり、生ものでもあります。
知らないものを食べるときに勇気が要るように、まったく知らないまま聞く・話すことは難しいでしょう。
しかし、こんな方法で慣れてから教本に取り掛かったり、スクールに通えば少しはやりやすくなるのではないでしょうか。