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就職の面接で好印象を持たれる自己紹介3つのポイント

学校などで、就職の面接練習をすることがあります。ただ、企業によっては形式ばった言い方が嫌いなところも増えているようで、個性があったりその仕事に対する情熱を聞きたいところもあるようです。

なので、もちろん座り方やおじぎの仕方、話し方をきっちりすることは大切ですが、それだけだと相手の心に響かないということがあるようです。逆に、そうした態度はあまりきっちりしていなくても、その仕事に対する情熱やワクワク感などが伝わり、採用されるケースもあるようです。

ここでは、好印象をもたれやすい自己紹介の3つのポイントを見ていこうと思います。

ポイント1.最低限のマナーは大切に

とはいっても、やはりぶっきらぼうな態度はよほどのことが無い限り好まれないでしょう。やはりそこは相手への礼儀として最低限のマナーはあったほうが無難です。挨拶の仕方、おじぎの角度、話し方、姿勢などはちゃんとしておきたいところです。

また、話し方も相手に合わせたペースやトーンで話すことが出来れば、相手にとって聞きやすい話し方に近づけます。人は自分と似ている人に親近感を覚えます。それは、経験でもそうで、同じスポーツを同じぐらいやっていれば、やはり話に花が咲きます。

また、一緒に試合をしたことがあるといった話になれば、仕事とは関係ない話でも親近感が湧くでしょう。それはスポーツだけじゃなく他のことでもいえます。なので、その会社の行事としてスポーツやイベントなどがあれば、それが好きだったり自分もしたことがあると伝えるのも1つかもしれません。

どこまでをマナー、どこまでを相手のためにすることと思っているかは人によって違いますが、より相手のことを思って話が出来れば、より相手との親近感を深めたり高感度を高められるでしょう。

ポイント2.その仕事に対する熱意を伝える

面接練習や自己PRは、自分のことについて述べることが多いですが、それと一緒にその仕事にどれだけのこだわりや熱意があるかも伝えたいところです。企業によっては沢山面接に来る人を見ていて、どれだけ礼儀正しくても印象に残らないこともあるようです。

その企業にとってどんなことが大切なのかを知ることがポイントで、どれだけ礼儀正しいかを見ているところもあれば、仕事に対する熱意を見ているところもあります。これまでの自分の経歴や実績だけでは、結局その仕事をやりたいかどうかが分からない自己PRになることもあります。

「この仕事の好きなところは・・・」「この仕事を好きになったきっかけは・・・」「この仕事に対する意思いは・・・」そうしたことをストーリー性を持って楽しく、時に情熱的に語り、聞く人を惹きつけられる話し方が出来れば、やはり印象に残ります。

企業で最も大切な存在はストーリーを語れる人だと話す経営者もいて、人はストーリーに惹きつけられ、ストーリーに感動します。なので、自分がその仕事をやろうと思ったきっかけなどをストーリーで話せれば、より相手の心に響きやすいです。

ポイント3.その企業について話す

そして、その企業について話すことも、相手にそれだけその仕事や企業のことをちゃんと調べているんだなと思ってもらいやすいポイントです。職場体験をしたならその話を、仕事はしたことはないけど、その企業の商品サービスを利用したならその話をするといいでしょう。

その仕事をしている人と接した事があるなら、その人から伝わる空気感や雰囲気なども交えて話したり、自分はその仕事だけじゃなくその企業で働きたいという熱意があることを伝えるのも1つです。

確かに面接では、成績が優秀で礼儀正しい人が多いですが、そういう人ばかり見ている面接先では当たり前のことかもしれません。その中から印象に残るためには、それらに加えてそうしたポイントを抑えておくといいでしょう。

やはり、人は人と話すので、最初から決まっていた定型的な話は心に響かないこともあります。それなら、その場で考えた話でも自分の心がこもっていれば、それだけ相手に伝わります。

それに合わせて最低限のマナー、その仕事への熱意、その企業への信頼や好意など、形式ばった文章には出来ない個人の想いの部分をしっかり伝えることが出来れば、たとえ優れた文章力じゃなかったとしても、聞く人の心に響く話が出来ると思います。