イヤな仕事でも楽しそうにしていれば、不思議と楽しくなってきます
あの人の仕事は楽しそうに見える
あの人の仕事は面白そうに見える
そう思える人物と出会ったことはありませんか?
同じ仕事をしているはずなのに、キラキラして見えたり、順調に進んでそうに見えたり…
そういう人を羨ましがって、あの人みたいな仕事がしたいと思ったことはありませんか?
周りは羨ましく見えるものです
筆者も会社員として働いていたころは、他の部署の先輩の仕事の方が面白そうに見えたり、楽しそうに見えることもありました。
そういう先輩を見ては、いいなと羨ましがり、あそこの部署に異動したいと思ったこともあります。
ああいう仕事がしたい、と上司に言ったこともあります。
ただ、私がいた部署の仕事や会社の考えもあるので、希望通りの仕事を回してもらえるかというと…
みなさまも経験があると思いますが、会社は適材適所で人員を配置しているので、必ずしも私の希望が通ることはありませんでした。
それからしばらくして、チャンスが訪れました。
実際に他の部署の先輩の仕事を手伝う機会が回ってきたのです。
その先輩の業務が多忙になったため、お手伝い要因として駆り出されました。
前々からその仕事はやってみたかったので、実際に声を掛けていただいたときはすごく嬉しく、がんばって進めていこう、と意気揚々としていました。
そのときばかりは、やっぱり希望は言ってみるものだ、と思ったのです。
しかし、実際に仕事を進めていくと、外から見ている以上に過酷な作業でした。
お客様が大変多忙なため、連絡が取れるのが午後18時以降
そこからやりとりをして、明日の午前中には資料がほしいとの連絡がくる…
お客様からきたメールはすぐに対応しないと、そのことで注意を受けるときもある
毎日がほぼ、そのお客様で時間を取られてしまうので、今まで筆者がしていた仕事に手が付かなくなっていました。
他の仕事がどんなに忙しくても、そのお客様を優先しないと…
想像していた以上に手がかかる仕事だったので、だんだんその仕事に嫌気がさしてきていました。
そして、どうしてあんなに先輩が羨ましく見えたのだろう、と不思議でたまりませんでした。
楽しむコツはあります
仕事のお手伝いをしながら、一度先輩に聞いてみたことがあります。
「どうしてそんなに楽しそうに仕事ができるんですか?」と。
そうしたら、先輩が教えてくれました。
「楽しくなんかないよ。楽しくなるように工夫しているだけだよ」と。
どんな仕事にだって、楽しいときもあればツラいときもあります。
ツライことがほとんど、って言う人もいると思います。
毎日、毎日、どうしてこんなことをしないといけないのか。
そう感じている人もいるでしょう。
周りの人はあんない楽しい仕事をしているのに、どうして自分はつまらない仕事ばかり回されてるんだ。
そう思う人もいるでしょう。
しかし、あなたが周りの人の楽しい仕事をしたところで、楽しいと感じれる保証はどこにもありません。
みんな、筆者の先輩のように、楽しくなるように工夫をしているだけなのです。
なかなかお客様が連絡をくれなかったら、連絡をしたくなるようなメールを考えるとか、雑用ばかりだったら、誰かと競争してみるとか、楽しくする方法はいくらでもあります。
自分でこうしなきゃいけないという枠組みを作っているだけなのです。
いつもとは違う方法で、仕事を楽しんでみませんか?
居心地のいい場所をつくっていきましょう。