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今から考えよう!年齢ごとに変化する女性の働き方

今から考えよう!年齢ごとに変化する女性の働き方

女性の働き方は年々変化し、「結婚したら専業主婦になる」という考え方は古くなりつつあります。結婚をしても、出産をしても、今は数多くの働き方の選択肢がある時代です。

しかし、どんな働き方を選択するにも、ベースには「自分の意志」があります。

自分がどのタイミングで、どのような働き方をしたいのか、現在と未来について考え、今からキャリアパスを描いておきましょう。

きっとこれから、描くキャリアパスは変化することもあるでしょう。それでも、「現在」だけでなく常に「未来」の自分を考えることで、人生の節目でスムーズな判断な行動ができるはずです。

20代はがむしゃらに働く時期

20代では、初めて社会人になり、「働く」ということを学ぶ時期です。

自分が働いた分に対して初めて給与をもらった時は、喜びも大きいことでしょう。そして同時に、多くの人にとって、仕事の楽しさ・喜びを実感する時期でもあるでしょう。

自分がミッションを持って動いたことで、お客様に価値を提供したり、自社に利益が生まれたりと、「何かを動かす」ということに手ごたえを感じるはずです。

その結果、仕事が楽しくて仕方なくなり、がむしゃらに働くのです。20代は経験すること全てが新鮮だと思いますので、やりたいとこ、興味がある事に積極的にチャレンジしましょう。

様々な経験をすることで感性が磨かれ、視野が広くなり、考えの幅が広がります。将来の事を考えながら、今目の前にある事にとにかく一生懸命取り組んでみてください。

30代は仕事と家庭の分かれ道

30代は、仕事を今までのペースで続けるか、家庭に入るかわかれる時期です。晩婚の傾向が強い時代ですが、30代くらいが結婚・出産のピークでしょう。

自分一人ではなく家族ができた時に、どのような働き方をするかということは、女性にとって一度は遭遇する大きな悩みです。

現在は女性の働き方に対する考え方が多様化し、以下のように沢山の選択肢があります。

  • 時間短縮制度を使って働き続ける
  • 勤務時間や勤務日数が少ない契約社員
  • 在宅社員
  • パート社員
  • 派遣社員
  • 起業

家族とどのように関わりたいか、そしてキャリアはどのように構築したいかを考える必要があります。そのうえで、どの手段を選択するか考えましょう。

今の会社で働き続けたいという場合でも、企業によっては、まだ時間短縮制度などが整備されていないこともあります。その場合は、今の仕事を諦めて転職を考えたり、他の選択肢を検討する必要があります。

また、制度があっても適用された前例がまだないなど、状況は企業によって様々です。まずは、あなたがどうしていきたいかを考え、それがどこで実現できるかを模索する必要があります。

一方で、家族ができても今までと同じペースで働きたいという場合は、長期的な視野で、どの分野に自分が進みたいか考える時期でしょう。

30代を超えてからも大幅なキャリアチェンジはもちろん可能ですが、早い方が良いと考えられます。20代にがむしゃらに働いてきたからこそ、30代になるとまた別の興味や関心、そして自分の進路について考えが出てくるでしょう。

それに向き合い、しっかりと行動し、今後のベースを固める必要があります。

40代は生涯の仕事を見つけて楽しむ時期

40代ともなると、社会人としてもベテランです。何かの業界や商品に特化し、スペシャリストになっている人も少なくないでしょう。

また、家庭を持った人も、子供がある程度成長し、仕事に当てる時間が創出できるようになる時期です。この時期に、自分は何に取り組みたいか想像しながら考えることが重要です。

30代は、育児のために仕事に当てる時間をおさえていたとしても、40代でまだ時間ができます。その時何がしたいか想像ができていれば、少ない時間を活用して30代から準備をすることもできます。

また、40代で充実したキャリアを歩めれば、50代、60代も理想の働き方が実現できるはずです。

このように、女性の働き方は時代の流れや、結婚・出産によって変化します。

それぞれのタイミングに備え、自分の考えをまとめておくと、スムーズなキャリア形成ができるのではないでしょうか。