内定をもらった現役就活生が教える、就職状況と新卒就活
就職難と言われている今、正社員に就くことがとても難しくなっています。
そのため、学生の就職活動はとても厳しいものになっていますが、少し知識をいれるだけで就職活動が格段にやりやすくなるため、絶対に内定を手に入れたいとお考えの方に読んでいただければと思います。
就職状況ってどうなっているの?就活って、実際のところ何をやればいいの?どんな人物が面接官に高評価を得ているの?そんな素朴な疑問にお答えを差し上げようと思います。
内定をもらった現役就活生からこれから就活をする人へ、就職活動のコツを教えたいと思います。
就職率があがっているって本当?
「景気がよくなってきたし、仕事なんて簡単に見つかるでしょ?」なんて周囲から言われたことがある人もいるのではないでしょうか。
確かに景気は少しずつ上向きになっています。つい先日には東京オリンピックの開催も決まり、「オリンピック景気」なんて言葉も出てきているようです。
では実際のところどうなのか。私は、就職率は変わらず横ばいなのではないかと感じています。
「それでも、建築業は人手不足って言うじゃないか」と否を唱えたい人もいると思います。それは正論で、大正解です。確かに建築業は人手不足になっています。しかし、それは作業員の話ではないでしょうか。
大学に行って高いお金を払って授業を受けてきている人が望むのは、スーツを着こなしパソコンを操るスマートな姿ではないでしょうか。
泥だらけになって荷車を押したり重機を操ったりする肉体労働職に就きたいと答える人は、はじめからその学部や学科で専門の勉強をしているはずです。
そうでない文系・理系の学部の人で建築業を志して就職活動をするひとは、「現場監督」や「生産管理」など、作業員を束ねる方の職種をめざしている人が多いのではないのでしょうか。 他の業界でも同じことです。実際にラインに入って働くよりも、デスクワークをしながら営業をしたり事務をしたり、現場に指示を出したり、という職業に人気が高まっているのです。
就活ってどうやったらいいの?
長い長い就職活動。積極的にサポートしてくれるような大学もありますが、そうでないところが多いと思います。
もともと大学は高等機関、学業を教える場ですので、就職サポートセンターではありません。よく分からないまま就活が始まって、荒波にのまれてしまう前に、就職活動とはいったいどういったものなのか、全体像をお教えしましょう。
どういった人が企業に印象よく見られるの?
筆記試験に合格して、いざ面接!となったときに、気になるのは「どういった人が受かるのか」ということ。とても緊張して自分の言葉が出ない可能性もありますので、しっかりシミュレーションしておきましょう。
面接でのポイントとしては、笑顔で話すこと、丁寧な口調で話すこと、大きな声で話すこと、自分の言葉で話すことが大事です。
暗記してきただけの言葉は、すこし突っ込まれたら答えられなくなってしまう可能性があります。あくまでも面接官は人ですから、しっかり話を聞いてくださいます。固くならずに会話をするようにしましょう。
いかがでしたか。新卒就活というのは、何十社受けても受からないというような事例が山のようにあります。私もその一人でした。
結論としては、周りが決まっていなくても焦る必要はありません。4月からの職場があればいいので、極端な話3月31日に内定を得ることが出来れば就職活動は成功なのです。
就職浪人、もしくは4月から職無しとならないよう、有意義な就職活動を送っていただけたらと思います。